くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

2020-01-01から1年間の記事一覧

人の名前のつく橋めぐり

先日、矢部の浜町まで行った帰り道、県道221号線の軍見(ぐみ)坂を下ったところにある橋の親柱に恐竜のレリーフが刻まれているのをデジカメに収めていたら、その橋の名が「木倉太郎兵衛橋」であることに気づいた。 木倉太郎兵衛は、江戸初期の寛永・天和の…

「浜線」の「浜」

先日、二の井手沿いの旧・浜線を走った時、「ところで、何で『浜線』って言うんだ?」という疑問が湧いた。 (こちらは浜線バイパス沿いの看板) その道が日向往還であることから、「ひょっとして・・・」と思って調べたら、案の定、「矢部の『浜町』に至る…

白川沿いの慰霊碑めぐり

台風対策の合間に、気分転換に1時間弱のポタリング。 白川右岸の世継橋から少し川下に入った所にある緑地公園。 その一角に大洋デパート火災の遺族が建てた慰霊碑がある。 1973年11月29日午後1時15分に発生した大洋デパートの大火災では103名…

台風なのでメンテ

台風9号の影響で午前中は天気が悪く、愛車のメンテ。 通勤に使っているクロモリロードバイクのホイールは4年前に自分で手組したもので、久しぶりにメンテをした。 何せ、「一度はホイールを自分で組んでみよう!」と、おフランス製のリムと、スイス製のスポ…

晩夏の俵山峠

矢部まで行くつもりで早く起きたんだけれど、何やかにやしているうちに時間が経ってしまったので、行先を俵山峠に変更し、朝5時頃にカーボンロードバイクで自宅を出発。 国体道路を東へ走っていると次第に空が明るくなってくる。 菊陽に入って田舎道を走り、…

「大井手」から「二の井手」を散策

阿蘇山を水源として有明海に注ぐ白川。 その白川で最大の「渡鹿堰」。 「土木の神様」と呼ばれる加藤清正が着手したこの堰に隣接する菅原神社の境内には清正が工事を指揮した際の腰掛石が残されている。 渡鹿堰から取水された「大井手」は、大江、新屋敷、九…

朝ポタ金峰山

早起きして阿蘇方面へ行こうかと思っていたけど、それほど早く起きれなかったのでカーボンロードバイクで金峰山方面へ。 ゆうかファミリーロードを走っていると東の空が明るくなってきて、 境内に湧水のある太郎迫神社を経由して、 県道101号線で坂を上る。 …

アートポリスな宇土ハン

先日、宇土半島の海岸を走る道路沿いにある「くまもとアートポリス」の建築物を廻ったが、宇土半島の内陸部にもいくつかあるようなので「宇土ハン(宇土半島半周)」して廻って来た。 前回と同じく早く出発して同じ道を走りながら移ろう朝焼けを眺める。 海…

「終戦の日」の夜ポタリング

「終戦の日」の今日も暑い一日だった。 陽が落ちてからクロモリロードバイクで出かけて夜の街をポタリング。 新町から坂を上って藤崎台球場の横にある熊本県護国神社へ。 先の大戦での県関係の戦没者を始め、自衛官、消防員など公務で殉職した英霊を祀るこの…

下流域の堰めぐり

東の空が明るくなり出した5時30分頃クロモリロードバイクで出発し、先週に引き続き、熊本市の渡鹿から小島までの白川下流域を走って4つの堰を廻った。 自宅からペダルを漕いで5分ほどの「渡鹿堰」。 慶長年間に加藤清正が築造したと伝えられる白川水系最大規…

アートポリスな宇土イチ

久しぶりに宇土イチ(宇土半島一周)をしたくなったんだけど、宇土半島の海岸を走る幹線沿いには「くまもとアートポリス」の建物がいくつかあるのでそちらも廻る事にする。 朝4時過ぎにカーボンロードバイクで自宅を出発。 出水ふれあい通りから画図の田舎道…

中流域の堰めぐり

菊池郡大津町から菊陽町にかけての白川中流域の水田は、阿蘇火砕流の堆積物によって地下水をかん養しやすい地層となっており、熊本市およびその周辺の地下水かん養に重要な役割を果たしている。 (休耕田への水はりには熊本市や関連企業からの補助金も) そ…

涼を求めて吉無田高原

いつのまにやら日の出も遅くなってきており、ようやく東の空が白み始めた5時半前にカーボンロードバイクで自宅を出発。 今日も暑くなりそうなので、涼を求めて吉無田高原を目指す。 京塚、健軍自衛隊を経由して、新型コロナの第二波襲来に奮闘する医療機関に…

梅雨明けの野出峠

熊本もやっとこさ梅雨明け。 早起きして準備して、5時半頃自宅を出発し金峰山を目指す。 鎌研坂を上ろうと島崎町に入ると、前輪に違和感を感じ、止まるとタイヤの空気が抜けている。 近くにあった某地銀の駐車場に入り前輪を外し、タイヤを調べてみるとゴマ…

暑熱順化のウトハン

天気予報によれば朝は走れそうなので午前6時過ぎにカーボンロードバイクで自宅を出発。 太甲橋を渡って白川沿いの道を走っていると、目指す金峰山方面は灰色の雲の中にスッポリ。 梅雨明け後は猛暑日の毎日が予想されるので、暑熱順化のために少しでも負荷を…

ライドの新たな愉しみ

朝の内なら天気がもちそうな予報なので、早起きして準備をして午前6時頃にクロモリロードバイクで自宅を出発。 太甲橋から白川沿いの道に入り、下流方面へ。 小島を過ぎると川沿いから離れて、熊本港方面へと進み、海路口の海岸道路へ。 少し走って沖新4番…

その花の名は?

ひと雨毎に濃くなる通勤路の緑。 立田山中腹を走る北バイパス沿いには多くの植物が繁茂してきているが、残念ながらそのほとんどの名前さえ知らない。 そんな植物の中でも、ペダルを漕いでいるうちに印象に残った花については、せめて名前を知りたくて、ネッ…

嗚呼、あの球磨川が・・・!

7月4日の朝、テレビに映し出された球磨川の様子は衝撃的だった。(人吉市街地) (球磨村付近) わたしの住む熊本市内から球磨川までは比較的遠く、八代市街地の球磨川沿いは幾度となく走っているけど、(八代市の萩原堤付近)それより上流の川沿いを走った…

俵山峠に夏が来た

折角の休日なのに色々と用事ができて午前10時前には帰宅したいので、早起きして午前5時過ぎにカーボンロードバイクで自宅を出発。 東バイパス・北バイパスから右折して供合線(県道145号線)を東へひたすら走る。 熊本市の豊富な地下水に大いに貢献している…

やっぱり金峰山

早起きして家の用事を済ませていたら朝陽が照り出したので急遽、サイクルウェアに着替え、6時半過ぎにカーボンロードバイクで自宅を出発。2時間半ほど時間がとれそうなので今回もやっぱり金峰山を目指し太甲橋を渡る。 白川沿いの遊歩道は増水の影響で通行止…

小川町まで

梅雨の中休み的日曜日に、久しぶりにどこかロングライドに行こうかと思ってたら、予定より1時間遅く起きてしまい、しかも朝食を摂りながらNHK総合の番組「目撃・日本!」で、時代の波に翻弄され続ける外国人労働者たちの現実を、島根県出雲市在住の日系…

懲りずに金峰山

予想に反して梅雨前線が南下して、暑かったけどもカラッとした天気なので午後5時過ぎに仕事を終え、先週と同じルートで金峰山を目指す。 太郎迫から県道101号線をヒーコラ上がり、 芳野を経由して大将陣の棚田へ。 今日はほとんどの田に水が張られていて、…

仕事帰りに金峰山

明日から北部九州も梅雨入りの予報なので、ちょっとだけでも走ろうかと仕事を終えて金峰山へ。 北バイパスを西に走って 硯川に降り、太郎迫から県道101号線を上がり、 芳野を経由して 峠の茶屋の少し先の大将陣の棚田へ。 数年前に見た田植え直前の棚田の風…

旭志・大津で森林浴

朝、6時前にカーボンロードバイクで自宅を出発し、北バイパスから県道337号線に降りて東へ。 光の森から県道316号線を北東へ走って旭志伊坂から東へ進み、小原の坂を上がる。 目指す鞍岳方面は灰色の雲に覆われているが、その内晴れるだろうと構わず前へ。 …

扇形分水の水音

新型コロナウイルス感染流行当初から行きつけのインド食堂のテイクアウトを頻回に利用しているが、マスターの奥さんがパックの蓋にに時々絵を描いてくれて、味気のないフードパックに花を添えてくれる。 (絵の部分を切り取って残してある) そしたら、つい…

万日山えれじい

土曜の午後、僅かな時間を利用してJR熊本駅に西にある万日山の中腹まで上った。 通潤橋を造った布田保之助の墓がある南の麓から、 激坂に息を弾ませながらペダルを漕ぎ、活人形のある来迎院の向かい側の空き地の奥にある「万日塔」を見学。 (探し出すのに大…

梅雨入り前にチポリーノ

梅雨入り前の休日に折角の好天なので脚を伸ばして矢部へ行くことにする。 朝6時前にカーボンロードバイクで自宅を出発し、浮嶋神社を経由して 御船に入り、 (タバコも花はまあまあ綺麗) 国道445号線を上る。 中島のICを過ぎると、 (中島の六地蔵) 九州中…

脚力維持に金峰山

わしらの年代になれば、ちょっと運動を怠ると、若い頃の十倍のスピードで筋力が低下するらしいので、足慣らしに金峰山へ。 金峰山へは色々なアプローチがあるが、今日は少し時間の余裕があるので三の岳の北側の吉次峠を目指して、藤崎宮から県道1号線、県道3…

切り分けた果実の片方のように

このところ、毎日の通勤+αくらいしか自転車に乗ってなく、脚力低下対策で鎌研坂経由で、 鳥越峠の茶屋まで上る。 県道1号線を下る途中に本妙寺に立ち寄って、 ボーっと物思いにふけって、 小さい頃、母に連れられよく登った花岡山へ。 (比べてみると仏舎利…

Y字路のもんだい(後篇)

Y字路では、右方向に行く場合、道路の状況により問題が生じることがある。 (Google mapより) まず、車線がないような狭い道路や、右方向に行く道が主な道路になっていて、左方向に行く道が「左に分岐する脇道」になっている場合は、見た目は右折のような形…