くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

猿田彦と庚申信仰(後篇)

「庚申信仰」の説明をするにあたり、まずは干支(えと)のおさらいから・・・。 Wikipediaに書いてあることに説明を加える形で話を進めると、干支は、十干と十二支を組み合わせた60を周期とする数詞。中国を初めとしてアジアの漢字文化圏において、年・月・…

猿田彦と庚申信仰(前篇)

自転車であちこち走り回っていると、山には山の神様がいるし、 (高森の上色見熊野座神社) 海には海の神様がいるし、 (宇城市の永尾神社) 湧水にも、 (秋津川沿い、中無田熊野座神社の銘水) 湖にも、 (江津湖畔) 田圃にも、 (産山村の扇田) 大きな…

「百年続きますように・・・♪」

サクラの花が終わりを告げ、 (わが家の近くの「保田窪放水路」) 通学生徒の姿が消えた通勤路では、バトンタッチするように白や薄紅色のハナミズキが花を咲かせている。 (北バイパス沿い) この、サクラとハナミズキの関係を知ったのは、一青窈の「ハナミ…

畜生の神様

熊本市内ではあまり見かけないが、農村や山間部の集落を走っていると時々みかけるのが「馬頭観音」。 (宇城市轟の馬頭観音) 「馬頭観音」とは、六種類ある観音の一つで、ヒンズー教の「ハヤグリーヴァ」という、首から上が馬の神様が起源らしい。 この神様…

葉っぱ、色いろ

通勤路の北バイパスを走っていると、立田山の周辺ではノイバラや クサイチゴなどがあちこちで咲き誇っているけれど、 この時期一番目立つのは麻生田交差点付近のベニカナメモチの紅葉。 春に紅く染まるのはこの樹の若葉で、 やがて花が咲くと赤い色は薄らい…

動物の名の付く路傍の花

ロードバイクにまたがってのんびり走っていると、四季折々の草花が眼に入るが、その名前をほとんど知らなかった。 (本日、初めて見かけた白いオドリコソウの花) そこで、ネットで調べているうちに、動物に由来する名前が付いた花がいくつかあることに気づ…

しつこく俵山峠

菊陽・大津を抜け、 長陽大橋を渡って南阿蘇村を走り、 阿蘇望の郷の「復興マーケット」で昼飯を食って、 (「cafeしもん」の「チキンのマスタード焼き」) 俵山峠を越えて帰った。 俵山付近は2週間ほど前に野焼きが行われ、 荒涼とした中を走ったが、 よく…

われわれも「地獄」を見るのか

熊本では新型コロナウイルスの感染者が次第に増えてきて、大西市長から「不要不急の外出を控えるように」と要請があってるけど、 厚労省の専門家委員会などによると「気分転換や健康づくりのための散歩」などは「不要不急の外出」には当たらないという。 そ…