折角の日曜・月曜の連休も雨予報なので、土曜の半日勤務の後、益城あたりまでひとっ走り。
京塚を経由して健軍駐屯地の東側から木山往還に入り、南東へ走って秋津川沿いの道を東へのんびりと。
新しくできた木山橋周辺の六地蔵や猿田彦に挨拶して
秋津川沿いに帰ろうとすると、小さな石碑が眼に入った。
益城の「四賢婦人」の生誕地を示す石碑である。
「四賢婦人」と言えば、幕末にここらの庄屋をしていた矢嶋直明の7人の娘のうち、熊本女学校を設立した竹崎順子(三女)、徳富蘇峰・蘆花兄弟の母である久子(四女)、横井小楠を支えた妻・横井津世子(五女)、そして女子の地位向上の先覚者として知られる矢嶋楫子(六女)を指す。
ところがその石碑に刻まれている「四賢婦」には三女の順子は入っておらず、その代わりに七女の貞子(川瀬氏)が入っているのだ。
当時の矢嶋家といえば、名家の徳富家や木下家をはじめ、実学派の横井小楠の一門と深く婚姻関係を結んでおり、
「四賢婦」の中に三女が入ろうが、七女が入ろうが、リンゴ・スターと
ピート・ベストのほどの差はないナ・・・
と思いながら秋津川沿いを西へ走り、
水前寺江津湖公園を抜けて帰った。
本日の走行距離:22.7㎞