全国でも熊本だけに多い、「塘」のつく地名を巡るポタリングの続編。 前回は熊本市内の「塘」に所縁のある場所を廻った。 その他にも熊本県内には宇城から八代にかけての干拓地に、「沖塘」、
「堺塘」、
「太牟田塘」
などの地名が残っている。 また、山鹿市坂田の菊池川沿いには、そのまんま「塘」という地名や、
大津町の上井出沿いには「塘町筋」
などの地名が残っている。 今回は「塘」の付く地名を捜して、玉名市横島から長洲町周辺を走って来た。 午前7時半頃クロモリロードバイクで自宅を出発し、ゆうかファミリーロードを上熊本から硯川まで走って県道31号線に入り北上。 植木に入って左折し県道113号線のアップダウンを走って、
尾田の丸池を経由し、
国道501号線に入り、横島山の北側にある「石塘」へ。
耕地拡充を目的に、加藤清正により横島山とその横の久島山の間に築堤されたもの。
これは大変な難工事で、人柱が建てられた事でも有名。
菊池川を渡り、国道501号線から右折して田舎道を走り、岱明町扇坂を過ぎて県道112号線で長洲町に入ると、「行末(ゆくすえ)塘」、
「塩屋塘」、
「菜切(なきり)塘」、
「古塘」、
「新塘」など、
主に慶長年間に築堤された塘の名残りが地名に多く残っている。 中でも、松並木で風情のある新塘の
内陸側にはかつて塩田や畑が広がっていたが、現在は金魚の養殖で全国的にも有名。
塘めぐりも無事終了し、国道501号線沿いの「パントマイム」で
ハンバーグを堪能。
まずまずのコスパではあるが、ここは店員のおねえちゃんがタバコを吸っており、受動喫煙を心配する人には薦められんね。 帰路は国道501号線を避けて干拓地や海岸線を走り、
横島からは県道327号線を走り、
ふたたび国道501号線で河内まで走り、県道101号線から県道1号線で峠の茶屋経由で。
ずーっと追い風で楽チンだった。 本日の走行距離:92.0㎞