今日は昼飯時の用事も東京から帰省している姉がしてくれるので、久しぶりにロングライドに出かける。 午前5時過ぎにクロモリロードバイクで出発し、藤崎八幡宮の参道から県道1号線に入り本妙寺の坂を上って
峠の茶屋がある鳥越峠を越え、ナルシストの丘を経由して
坂を下り、そのまま国道501号線に入り、
長洲港へ。
乗船を待っていると、久留米から同じくアンカーのロードバイクでお越しのオカさんと一緒になり、久しぶりに有明フェリーに乗って
多比良港へ。
オカさんは有明海沿いを走って久留米に帰るとのことなので、途中までご一緒することに。 国道251号線を諫早方面へ10㎞ほど走って右折し、諫早湾干拓堤防道路へ。
この道路は、長崎県諫早市高来町と雲仙市吾妻町とを結ぶ広域農道で2007年(平成19年)12月に開通した。 諫早湾干拓事業で構築した潮受堤防上に道路を建設したもので、全線に渡ってほぼ直線の道路である。
その北側にあるメインの排水門は、皆さんご存じのように、これを開門するか否かをめぐって法廷での争いが混迷を深めている。
現在、主な対立の構図は、開門を主張する佐賀県の漁業関係者と、開門に反対する長崎県の営農者という形になっており、これまでの司法の判決も一貫性に欠き、さらなる長期化が予想されている。
事前調査検討不十分で走り出したら止まらない公共事業の典型例として「科学技術振興機構(JST)のまとめた失敗知識データベース「失敗百選」にも選出されているらしい。 残り100㎞ほど走って久留米に帰るオカさんと排水門のところで別れ、
来た道を戻る。
サザンの曲で現代の日本社会を風刺した「汚れた台所(キッチン)」を「平和と言う神経ガスにCheers!!」と歌いながら、国道251号線をひたすら走って、
多比良港からさらに十数キロ走って帰りは島原外港へ。
少しリッチにオーシャンアロー号に乗り、熊本港へ。
港の橋を渡って
左折して白川右岸の道を走り、
白山通りに右折して、大江のインド食堂でノンベジタリアンセットを食べて帰った。
本日の走行距離:146.2㎞(長洲・多比良間の14㎞と島原・熊本間の21㎞のフェリー分も含む)