くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

「南無妙石」探訪

朝からぐずついた天気で、昼になったら道路も乾いたので午後2時頃クロモリロードバイクで出発し、西区の近津(ちこうず)を目指す。

渡鹿から白川沿いの道に入って西へ走り、

恵比寿様が大勢祀られている小島の路地を抜け、

国道501号線を走って要江(ようえ)港がある近津に到着。

近津の灯台の少し沖にあるのが「南無妙石」と呼ばれる大石で、

寛政4年(1792年)の「島原大変」の津波で流されてきたもので6x3メートルほどの巨大な石。

昭和2年(1927年)の潮害で横に倒れ、そのままになっているらしい。

潮が引けば近くに行けるそうで、本日の満潮が午後1時頃で干潮が午後6時頃。4時頃になれば近くに行けるかと思い、持参のジョギングシューズに履き替えて足場の悪い岩場を進んで行ったけど

予想に反して潮が引ききっておらず、大石まで行き着けない。

島原側の面には「南無妙法蓮華経」、「為 溺死萬霊供養」と彫ってあるそうで、これを見て帰ろうと思ってしばらく粘ったけれども、

潮が引くにはもうしばらくかかりそうで、しかも西から雨雲が迫ってきているため、これにて帰路へ。

国道501号線とその先の県道をびゃんびゃん走り、二本木からは白川沿いの道に入って、時折バラつく中、無事帰りついた。

本日の走行距離:38.5㎞