昼食後、午後2時過ぎから近在の毘沙門天を探訪しにクロモリロードバイクで出掛けた。
まずは浄行寺の南にある報恩寺。
本堂には、
本尊の聖観音の脇侍として不動明王とともに毘沙門天が祀られおり、
その表情はなかなかよろしい。
また、上通りの南側の上林町にある宗岳寺には
運慶が造ったとの伝承もある毘沙門天像が、
17年前の寺院改築に合わせて新たに彩色されて飾られている。
上通りの裏道から下通りの飲み屋街を抜けて、
最後は西区の横手へ。ここは戦国時代の末期に怪力無双で名を馳せた横手五郎の住まいがあったところで、
近くの吉祥寺の毘沙門天を崇拝していた。
明治時代になって吉祥寺の裏にある横手阿蘇神社の境内には、怪力無双の横手五郎を祀った毘沙門天堂が建てられた。
「横手の五郎尊像」と呼ばれた毘沙門天像は残念ながら昭和51年の不審火で焼けてしまったが、今も堂内に祀られ続けている。
折角、麓まで来たので花岡山に上り、
山頂の妙法寺にある馬頭観音にお参りして山を下り、
白川沿いの道に入って帰った。
本日の走行距離:17.7㎞