くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

山鹿市の涅槃岩と康平寺

少し遅めの午前7時頃、クロモリロードバイクで出発し、北バイパス経由で須屋から高速道路沿いの道を北上。

小野泉水公園を経由して小野川沿いの道を北上し、合志川沿いの道を走ってゆうかファミリーロードを北上。

宮原からは国道3号線を北上し、途中、左へ折れて、六地蔵と青面金剛碑が向かい合って立つ志々岐(しじき)の集落から

坂を上って、菊池川左岸の崖の上の杉林の獣道を

倒木を跨いだり潜り抜けたりしながら6~7分ほど進むと目指す巨石が見えてきて、

左へ回り込むとお墓があって、

その先に倒れた虚空蔵菩薩と

毘沙門天が「涅槃岩」と呼ばれるその巨石を守っている。

西側にあったお堂は朽ち果てて倒れてしまっているが、

近くに住む人の話では、大正時代から昭和初期にかけては多くの人がお参りをしていたようで、その後、40~50年前にひとりで管理していた尼さん亡くなってしまった後は管理する人もなく、お参りする人もいなくなったとのこと。

忘れ去られた「涅槃岩」を探索した後は志々岐に降り、米野岳中学校のところから県道55号線に入り坂を上がって南下。

祖母の母校である米野岳小学校跡や、

熊本の養蚕業の祖、島己兮(しまいけい)を祀る蚕神社、

姫井の六地蔵などに立ち寄り、

坂を下って県道3号線を横切って霜野地区へ。六地蔵や、

大日如来堂前

公民館前


不動明王を見て廻っていると

10時になったので集落の奥にある康平寺へ。

残念ながら仏像は撮影禁止になっていたので、10年前に来た時に撮った写真を使うと、ここの本尊は千手観音で、

これを守る28体の神様(二十八部衆)が比較的良好な状態で残っているのは日本でも数少ないとのこと。

そして、この二十八部衆の中に毘沙門天も入っている。

境内を散策後は、

十三菩薩像


道を戻って県道3号線に入り、南下。国道3号線に入ってさらに南下し、楠野からは坪井川沿いの道を南下。

三軒町通りを経由して子飼橋からは白川沿いの道を走って帰った。

本日の走行距離:67.4㎞