くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

山鹿の石仏を探索したけれど・・・

事前情報の少ない山鹿の石仏を探索に行く。

北バイパス、日田街道、県道37号線から高速沿いの道を走り、

小野泉水公園経由で小野川沿い、合志川沿いを走って方保田を抜け、

まずは広域農道を北へ走り、右に折れて上吉田の万行寺へ。

この寺は明治10年の西南の役の際、2月には薩軍の宿営地となり、3月には官軍の宿営地となった場所で、本堂の裏庭には六地蔵があるという情報だったけど、それらしいものは見当たらず。

道を戻り、次は熊入の丘にある観念寺へ。

この境内には多くの石仏が鎮座しているが、

残念ながら馬頭観音は見当たらず。

次に山鹿の繁華街を抜け、菊池川を渡って志々岐(しじき)の集落へ。

坂を上ったり下ったりして探したが馬頭観音を祀る観音堂は見つからず、草刈り作業の休憩中の地元のおじさんに伺ったが、「ここにはかなごたる」とのこと。

さらに少し南下して米野岳中学校の東側の岩原(いわばる)の城ケ鼻集落でも馬頭観音のお堂を見つけたが、ここでもおじさんに「なかごたる」と言われた。

折角なので近くにあった「城ケ鼻稲荷神社」へ。

急な参道を上って行くと、

そこは戦国時代末期、北上する島津軍の動向を探るために佐賀の造龍寺が城を築いた所で、

その城を鎮護した神社が以後改築を経て現在の社殿になったものと言う。

本日、目的とした石仏はひとつも見つけ出すことができなかったが、近くの古代ハス園のハスの花や、

その近くの向日葵畑で疲れを癒して帰路に就いた。

宮原からは国道3号線を南下し、植木町豊田からは朝方日陰の多い「ゆうかファミリーロード」を走り、

国道208号線に上がって再び国道3号線を南下し楠野町からは坪井川沿いの道を南下。

朝なのにあまりの暑さに八景水谷公園で涼んで、

三軒町通りを抜け、目午橋を渡って帰った。

本日の走行距離:78.3㎞