クロモリロードバイクを車に積み込んで、家内とドライブに出かける。平山温泉に車を停めて、家内がひと風呂浴びる間にポタリングに出かける。
県道195号線を北西に走るとすぐに和水町に入る。
和水町の馬頭観音もネット検索でほとんど引っ掛かって来ないので郷土資料などを手掛かりに数カ所を探してみる。
まずは、和水町板楠の、「手と足の神様」が祀られている芝集落にあるはずの観音堂を探すが見つからず、お住まいの方に伺うと「ここにはなかごたる」とのこと。
次に、そこからすぐ近くの三加和小中学校の近くの集落に入ると、すぐに小さな観音堂を発見。
SPDシューズを脱いで堂内に上がり、扉を開くと、金箔を施した馬頭観音像が鎮座。
「輪光」が脱落して足元に転がっているのはやや残念ながら、頭にかなり大きめの馬の頭部が付いた趣のある三面二臂の馬頭観音様。
しっかりお参りして、西へ進みんで峠を越え、金栗四三の生家を経由して
県道194号線に突き当り南下。
この頃になると汗が滴り出したので、「性・腰の神様」と呼ばれる七郎神の
「随喜の泉」で喉を潤し、
さらに南下。
国道443号線へ左折して少し走ったところにある「目の神様」の本体は「岩本宮」で、
その右側に建つ石碑には
「馬頭観音牛馬災除守護霊」と刻んでいる。
このような石碑を「馬頭観音文字碑」と呼ぶそうで、熊本ではほとんど見ないが他では珍しくないらしい。
探索を終了し、スマホのメールをチェックすると、平山温泉ではコロナの影響と平日につき、日帰り温泉のサービスが満足できるものがなかったらしく、山鹿温泉で貸切り湯を楽しむことにしたそうで、国道443号線と
ゆうかファミリーロードを走って山鹿市街地に入り、桜の湯の前で家内と落ち合い、
久しぶりに「こだわり亭」でお手頃価格のアナゴ天丼をいただいて帰った。
本日の走行距離:21.8㎞