くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

菊池市七城町菰入地区探索

午前5時半頃にカーボンロードバイクで自宅を出発して北バイパスに入り、

日田街道へ降り、県道37号線を北へ走る。

自転車くまさんのブログで菊池市七城町の菰入(こもいり)観音堂をレポートしていて、そのお堂の前に馬頭観音らしき石仏が写っていたので確かめに行くのだ。

田島を経由して

七城温泉の手前から右に折れ、

前川水源や

集落の六地蔵

などを巡回して、この3月に完成した菰入新橋で菊池川を渡って菰入地区へ。

現在の菊池川は菰入集落の南側を流れているが、

ネット情報によれば、かつては菊池川が地区内を蛇行して横切っていたのを

昭和23年頃から十数年かけて菊池川の流れを変更し、さらにその後、数十年かけて鴨川河川公園をはじめとして

周辺に大小のサッカー場や

運動場、テニス場、体育館など、子どもから大人まで楽しむことが出来る環境を整備してきたという。

加えてこの地区には菰入菅原神社、

正光山勝明寺の他、

薬師堂、

毘沙門天堂、

観音堂が残っていて、

狭い地域に必要な神社仏閣がきちんと揃っている。

そして集落の東の端には、集落を菊池川の氾濫から守って来た「がらんさん」と呼ばれる石が、今も集落の守護神として祀られている。

さて、その集落の中心部にある菰入観音堂の前には

石像がふたつ建っていて、

ひとつは地蔵尊で、もうひとつは、額の馬頭は風化や苔ではっきりしないが

三面八臂の座像という特徴から馬頭観音と思われる。

菊池市七城町菰入地区を念入りに探索後は菊池川から

合志川沿いを走り、

小野川沿いから小野泉水公園を経由し、坪井川沿いを南下して帰った。

ところで、このところ、石祠を見かけるとついつい覗き込んでしまう習慣がついてしまったが、

本日覗き込んだものにひとつに誰かさんが嫌いなものが祀ってあり、ついドキッとしてしまった。

本日の走行距離:58.4㎞