アンカー星人さんや自転車くまさんの情報から菊池の馬頭観音を巡ることにする。
諸事情あって、「道の駅 旭志」までクロモリロードバイクを車載して午前6時頃サイクリングを開始。
まずは旭志の円通寺公園の
観音堂にある「鞍岳馬頭観」。
これはおそらく、鞍岳の9号目付近にある「鞍岳馬頭観音」の支店のようなものであろう。
丘をひとつ越えて県道201号に入り、日向地区の、追分的な、良い感じの場所の樹の袂に
馬頭観音。
同じ様なのはないかとキョロキョロしながら坂を上っていると、
四町分の塚原区の路地にそれらしい石仏があるのを見かけたので
近寄ってみると、ビンゴ!
さらに上って岩平橋の下に石橋の岩下橋があって、
その袂の観音堂の馬頭観音は円通寺公園のと同じタイプ。
さらに県道201号線の坂を上って左に折れて県道203号線に入り、水源地区から農免道路に右折して菊池川を渡り、重味地区の路地に入ると上下ふたつの祠があって、
「お地蔵さんと馬頭観音」という情報があったので覗いてみると下のがお地蔵さん。そこで上の祠に上がって見ると、こちらも同じタイプの観音様。
国道387号線から右に折れ、北上して県道133号線で竜門ダムへ。
案内板に従って
ダム湖を横切る斑蛇口大橋の南側の丘に上がり、さらに参道を上がって行くと、
まず「風の神」のコーナーで、
木製の馬頭観音が堂内に祀ってある。
横の石祠は扉を開けてみると、観音さんはお留守だった。
そしてその先に「山の神」として足手荒神が祀ってあった。
橋を渡り、
ダム湖畔および迫間川の北側の道を下って菊池市街地へ。
菊池高校の裏手の三叉路の、
「親子地蔵」の横の小さ目の馬頭観音をゲットし、
西南へ走って行くと、野間口の菅原神社の鳥居横に石祠があり、
明治24年建立の馬頭観音を発見!
さらに道を進み行き、菊之池地区にも目指す馬頭観音。
田舎道を南下し、菊池川を渡って日田街道の坂の登り口から左へ折れ、花房台地への坂を上がった所に本日最後の馬頭観音。
これまでに何度か探しに来たが見つからず、アンカー星人さんの詳しいレポートでようやく辿り着いた。
石祠に刻まれた由緒によれば、かつては、ここから始まる険しい坂道が菊池に通じる唯一の道で、牛馬の事故が絶えない難所であった。そこで明治20年3月、住民らは馬頭観音を勧請し、牛馬の守護を祈願するようになった、とのこと。
観音さまの穏やかな表情に脚の疲れも軽くなり、グリーンロードを東へ走って「道の駅 旭志」に帰り着いた。
本日の走行距離:53.8㎞