くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

南東部の馬頭観音めぐり

夜来の雨が上がるのを待って、午前10時過ぎにクロモリロードバイクで出発。

先ずは出水ふれあい通りから中の瀬橋、めど町橋を渡って城南の塚原古墳公園のところにある熊本市歴史博物館へ。

前回訪問した時に、見ることが出来なかった、県指定重要文化財の「千々屋寺の木造馬頭観音立像」を鑑賞。

そこから東へ走り、甲佐町に入って田口橋を渡ると、ひと月前は倒れていた「山出の六地蔵」が何と復元されていた!

気分よく田舎道を走って、御船町に入り、陣の集落の金光寺の山門をくぐって、四方四仏と

六地蔵の

二段重ねの石幢をカメラに収める。

そして、その金光寺の前には馬頭観音が祀ってある。

その後、御船川を渡って高速道路沿いの道を北上し、ビール工場の南側にある食肉加工の会社の玄関前に

「畜霊の碑」と

馬頭観音。

台座には、お参りの際の念仏の文言が刻んである。

この後、国道443号線に入って北上。第二空港線へ左折して少し走り路地に入ったところにあるペット霊園にも

馬頭観音が祀ってある。

ここの住職さんからお参りの理由を聞かれたので、「ペットではなくて、自分が死んだら畜生道に行きそうなので、今のうちにお参りしております」と答えると、「あー、それなら私も随分ウソをついたりしているので畜生道か餓鬼道あたりに行きそうです」と、なかなか面白いお坊さん。

「馬頭観音なら畜産会館にもありますばい」と教えてくれたので、ペット霊園を辞去し、「あそこは10回くらい行ったことがあるけど、そんなのあったかいな?」と思いながら走りにくい第二空港線を西へ走って畜産会館に到着。

すると玄関の横の、

結構目立つところに、かなり大きくて立派な馬頭観音様が鎮座しておった。

そこからはいつものように健軍自衛隊の北側から京塚を経由して帰った。

本日の走行距離:49.7km