くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

閻魔大王と馬頭観音

朝のうちは時間があるので、午前6時頃クロモリロードバイクで出発し、京塚を経由して東へ。

まずは東区長嶺南5丁目にある「小峯観音」へ。

明治初期に、この地区に移住してきた人たちにより建立されたもので、

平成8年に新築された観音堂には三面八臂の馬頭観音が祀られている。

南東の方角へハンドルを切り、高速道路をアンダーパスし、益城町馬水(まみず)集落の中心部に建てられた閻魔堂へ。

中には地蔵菩薩と閻魔大王が祀られている。

建立されたと思われるのは中世で、当時は往来の多かった場所。集落の人々の「死後の安楽」と「生きている時の勧善懲悪」の祈りの場であったと考えられている。

東へ走って県道28号線に入り、さらに東へ進み、国道443号線との交差点の所にある寺迫閻魔堂へ。

元々「地蔵寺」という寺院で、震災で階段が崩落して昨年春に工事が終了した階段を上がって行くと新調されたお堂は施錠されている。

近くの農機販売店に鍵があるとの事だけど、日曜日の午前7時前なので諦めて次へとペダルを踏み始めたら、その農機販売店が開店していたので、鍵をお借りして、道を少し戻ってお堂へ。

扉を開錠すると、綺麗に塗り直された二基の地蔵菩薩と十一面観音菩薩?

そして、その脇侍として閻魔像が睨みを効かせて鎮座しているを無事拝観することができた。

県道28号線をさらに東へ走って杉堂地区の木山川沿いにある日眞寺へ。

ここの本堂の玄関脇に

馬頭観音が祀られている。

もう少し時間があるので道を戻って、木山川沿いに益城町総合運動公園まで走り、

国道443号線沿いに南下して、江戸時代からの瓦の生産で知られる益城町小池土山へ六地蔵の安否確認に行く。

とある民家の玄関先にあった六地蔵が震災で倒壊したが、久しぶりに行ってみると被災した家屋も新しくモダンな住宅となっており、残念ながら六地蔵は撤去されていた。

県道232号線を北上して

秋津川沿いの道を西へ走り、水前寺江津湖公園内の遊歩道を走って帰った。

本日の走行距離:41.2㎞