くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

初ライドは益城の津森まで

謹賀新年。 今年の元旦の朝は氷点下の気温だったど、いつものハクキンカイロに加え、ホッカイロをあちこち貼り付けて、午前7時前にクロモリロードバイクで出発し、南へ走って、初日の出を拝みに江津湖へ。

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目指す下江津湖の湖畔には、すでに多くの人が集まっていた。

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湖面の朝靄の向こうの、

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飯田山の辺りが次第に明るさを増してきて、

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7時半過ぎに御来光。

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今朝は防寒対策が効を奏して手足の先も感覚がなくなるほどではないので、もう少し走って帰る事にする。

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秋津川沿いの道を東へ走って、

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木山川沿いの道に入り、津森神宮へ。

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昨年の夏、山鹿市の分田八幡宮に奉納されていたのと同じような木製のプロペラがここ津森神宮にも奉納されていて、宝物として元旦には公開されると聞いていたので、来てみたが、どこにもない!

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神職の方に伺うと、「昼頃に展示する予定」とのことで、落胆して帰路へ。

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(木山往還の「猫伏石」)

ちなみに、津森神宮に奉納されている木製プロペラは、「一〇式艦上戦闘機」のもの。

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最初の航空母艦「鳳翔」の建造と同時に開発された、日本海軍初の国産艦上戦闘機で、生産は1921年(大正10年)9月より1928年(昭和3年)12月まで行われ、128機生産された。1930年(昭和5年)頃、三式艦上戦闘機と交代するまで第一線機として使用された。その後は練習機に転用されたほか、民間に払い下げられて使用された機体もあった。 飛行機のプロペラを戦意高揚のために奉納された神社は日本各地にあるが、熊本ではこれまで廻った中では和水町の竈にある「竈門神社」では

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四翅木製プロペラが拝殿の天井に飾ってあった。

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これは、「フェリックストウF.5飛行艇」のもので、第一次世界大戦末期にイギリスで完成した、フェリックストウ海軍工廠製の飛行艇である。日本海軍は本機を爆撃用飛行艇として国産化することを計画し、1920年(大正9年)9月にショート社とライセンス契約を結ぶとともに完成機を8機購入した経緯があるという。

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それはさておき、こんな感じで、今年もサイクリングを続けて行きたい。

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本日の走行距離:35㎞くらい