くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

燈籠まつりの山鹿へ

鹿児島在住のヘイホーさんが、奥さんの熊本のご実家に来ておられるのでサイクリングにお誘いした。 天気予報によると午前中は走れそうなので、燈籠まつりをやっている山鹿へ、燈籠を観に行くことにする。

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(なお、全体的な祭を統括する「山鹿灯籠まつり実行委員会」は「灯籠」としており、祭の中の「上がり燈籠」の部分を統括する「燈籠祭を考える会」は「燈籠」と記しているが、ここでは「燈籠」と一括した。) 藤崎宮で待ち合わせ、三軒町通り、国道3号線を走って堀川方面へ右折して坪井川沿いの道に出て上流へ。

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立石、小野を経由して小野川沿いの道を下り、

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合志川沿いの道から

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ゆうかファミリーロードへ。

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宮原のセブン・イレブンで小休止して国道3号線を北上して山鹿大橋を渡り、

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豊前街道に入る。

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まだ早朝だけど、昨日から始まったまつりの雰囲気が満ちている街中を走り、祭りの拠点である大宮神社へ。

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山鹿燈籠まつりの起源については、第十二代・景行天皇が玉名から菊池川をさかのぼり、山鹿に着岸しようとした際、濃霧のために行く先が定まらない中、里人がたいまつを掲げてお迎えをした。それ以来、里人は行幸の地である杉山に天皇を祀り、毎年たいまつを献上したのが始まりと言われている。 その杉山に建てられたのが大宮神社であり、室町時代になって、たいまつの代わりに和紙で作られた燈籠を奉納するようになった。 現在は毎年約30個の造り灯籠が山鹿市街地の各地から奉納されるが、それらは神社内の「燈籠殿」に陳列される。

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入場料200円を払って昨年奉納された燈籠を見学。

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今夜奉納される燈籠にその座を奪われることになるが、「希望者にはお譲りする(先着順の予約制)」とのこと。 その値段を掲示してあり、

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それが高いか安いか、

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ヘイホーさんと議論になり、途中から、その値段だったら自転車用品なら何が買えるか?という方向に進展し、結局、「燈籠は結構高いが、自転車用品も案外高い」という結論に達した。 さて、この大宮神社であるが、景行天皇を祀る社殿の周囲には数々の神社が併設されており、さしずめ、「神社の百貨店」状態。

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特に猿田彦の石碑は「これでもか!」と言うくらいに並んでおり、その多さは九州一とのこと。

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大宮神社を出て、市街地を散策しながら今夜のハイライトである「上がり燈籠」で奉納される燈籠のいくつかを見て廻ったけど、まだ朝の9時過ぎで、燈籠を展示してない箇所が多く、数個だけ観ることができた。

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そろそろ時間となり、いつのまにか空が雲で覆われて来たので、豊前街道沿い「麹の木屋本店」で麹ソフトクリームを食べて帰路へ。

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菊池川沿いの道から

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合志川沿いへ進むいつもの道を走り、

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朝来た道を急ぎ帰る。

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熊本市街地に入っても、雨が降り出すまで、まだまだ余裕がありそうなので、城東町の九電ビル一階の「大地のうどん」でお腹を満たし、

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世継橋を渡ったところでヘイホーさんと別れて帰った。 本日の走行距離:71.0㎞

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