注意!以下は「はてなブログ」に引っ越す前の「ウェブリブログ」時代の記事です。
ローカルな自転車ネタがほとんどのこのブログでも10年も続けていると色んな事が起こる。 この夏、墜落した二機の重爆撃機「飛龍」のレポートで、ここウェブリグログの記事に感じた印象を伝える「気持ち玉」が、いつになく沢山付いているのに気付き、
記事をアップした日のアクセス数を調べたらが何と2万を超えていた。 一日のアクセス数は少ない日で100~200程度、多い日で500~600程度なのに、いきなりの「万」というのは、大変驚いた。 しかも、その後の撃墜された「紫電改」や「零戦」の記事でも1日のアクセスが1万を超えており、
その理由が解らずにいたが、ネット事情に詳しい長男の意見では、「『艦これ』の影響じゃ?」。 もう忘れかけていたが、2年前の「人吉・球磨の戦争遺産」の記事でも紹介したように、「艦これ」は太平洋戦争時の旧日本海軍の艦艇を題材にしたゲームで、プレーヤーは“提督”となって、艦艇を美少女に擬人化した「艦娘むす」を強化しながら謎の敵・深海棲艦 と戦うネットゲーム。
その「艦むす」のひとつに空母「飛龍」というキャラがいるので、
検索文字の「飛龍」でこのブログがひっかかって、それをフォロアー数の多い人がSNSに紹介したか何かで、いきなりのアクセス増になったのでは?というのが長男の推理。 なるほど、「飛龍」に続いて記事にした「紫電改」、
それに「零戦」も
「艦むす」に設定されているのでやはりアクセスが増えたんだろう、ということで一件落着。 さて、そうこうしていると、某ネットオークションで落札した「零式艦上戦闘機52型丙の杉崎直大尉機」が送られてきた。
今は閉店してしまった「Witty Wings」という香港の模型会社の亜鉛製1/72模型で
英語で「52型丙 352航空隊」とサブタイトルがついており、垂直尾翼には杉崎大尉の識別番号が付けられている。
ネットで調べると、第二次大戦中の戦闘機の模型というのも世界中にファンがいて、日本では今でも零戦の人気が高いと言う。 ある模型ファンは杉崎大尉機の1/72模型(たぶん国産)を使って整備中のジオラマを作っておられ、興味深かった。
それを見ていて気が付いたのは、主翼に着いた機銃の数が違い。 左翼の端の近くに付いているのが「ピトー管」と呼ばれる航空機の対気速度(気流の流速)を計測する装置だが、
実際の零戦52型丙というのには左右に二つずつの機銃が付いている。
5年前に行った知覧平和会館には、唯一現存する52丙機が展示されていて、撮影禁止だったのを気づかずに撮った写真にも左翼に大きさの少し違う2つの機銃が付いているのが写っていた。
さらに調べてみると、零式艦上戦闘機は敵戦闘機の戦闘力の強化に対応した結果、非常に多くのバリエーションがある。大戦末期に製造された「52型」でも甲、乙、幣というタイプがあり、今回落札した零戦は「52型の甲」の模型であることが判明。
ま、香港の模型社のなら仕方ないかな?