熊日新聞に付いてくる情報誌「あれんじ」の最新号の特集が「宇土市」で、お寺の天井絵の事が描いてあったので見に行くことにする。 午前9時過ぎにクロモリロードバイクで出発し、いつものように中の瀬橋を渡って加勢川の左岸を西へ進み、
釈迦堂橋方面へ左折して県道182号線を南下。 宇土に入る前に寄り道して木原不動尊の奥にある六殿宮へ。
背後にある木原山に城を築いた源為朝(鎮西八郎)の創建という説もある神社で、本殿の天井にはその源為朝の絵。
為朝は弓の名人で、山の頂きから飛ぶ雁を射落としたことから、雁が山を避けて遠回りして飛んだ事でこの木原山が「雁回山」と呼ばれるようになった由来を描いている。
また、六殿宮にはその周囲に6つの境内社があるが、
職場の同僚がやがて臨月になるので、宿神社にて安産祈願。
それから、身の回りに病気の人、自転車仲間に怪我の人が最近多いので医療の神、疫病退散・病気平癒の御神徳のある八千矛神と少彦名大神を祀る鉾神社にもお参り。
その鉾神社の前には大きな樹が生えていて、
その幹が捻じれているのが大変印象的。
そこからウキウキロードに入って、宇土に入り、轟水源に所縁のある法泉寺へ。
元々、轟水源の畔にあったのを、西岡宮の近くに移設されたというこのお寺の本堂には蝶をモチーフにした天井絵と
襖絵。
なるほど現代アートがお寺の本堂に意外とマッチしていた。
また、熊本市生まれの版画家・小崎侃(こざき・かん)氏の作品も数多く展示されていて、
「心の美術館」と称して一般にも公開している。
丁度昼飯時になったので、JR宇土駅前のNICOで、[ホロチキ&キーマコンボ」を堪能し、
国道3号線を北上して川尻へ。 加勢川の畔に位置する本立寺の本堂には
江戸時代の天井絵が残っている。
最後に大慈禅寺の本堂の龍の天井絵を観に行ったけど、
本堂内部も工事中で観ることができなかった。
加勢川沿いを走って、
朝とあまり変わらない冷たい北風に向かって走っていると、出水ふれあい通りに入ったところで1008さんご夫妻と遭遇し、ご自宅に1時間ほどお邪魔して帰った。 本日の走行距離:50.0㎞