昼飯時の用事を家内が代行してくれることになったのでゆったりサイクリングに出かける。 午前7時過ぎにクロモリロードバイクで出発し、八代を目指す。
と言うのも、昨日のニュースで、「熊本地震まで熊本城天守閣で展示されていた重要文化財「細川家舟屋形」の天井画修復作業が完了し、九州国立博物館で披露された」と言っていた。
そんな絢爛豪華な天井絵ではないけれど、なかなか良い天井絵が豊野町や八代の神社にあるのを誰かのブログで紹介してあったので見に行くのだ。 中ノ瀬橋、めど町橋を渡り、城南の旧道から浜戸川沿いの道を走り、
県道32号線に出て南下。 山崎橋を経由し、
再び県道32号線を南下して豊野町上郷にある小熊野神社へ。
200メートルほどある参道を進むと、
苔むした狛犬がにっこりと出迎えてくれた。
綺麗に掃き清められている神社の
社殿の中に入ると、
天井には絵がびっしり。
定番の花の絵も多いけれど、
場所柄からか野菜や果物の絵が目立つ。
県道32号線をさらに南下して、小川町に入り、白玉屋新三郎で
やや贅沢な感じで血糖を上げ、
そのまま裏道を走って、道の駅 竜北からは田舎道を走り、氷川からは交通量の少ない旧・薩摩街道を走る。
妙見宮を経由して球磨川に突き当り、左折して
少し遠回りをして対岸に渡り、遥拝堰の
南側にある遥拝神社へ。
こちらでも狛犬の歓迎を受けて、
社殿にいると、こちらの天井絵は比較的新しい。
聞けば、15年ほど前に社殿の天井板の寄進があった際に、八代工業高校のインテリア科の生徒が天井画を描いたのだと。
中央にはデジカメのフレームには収まりきらないほどの鷹の絵が描いてあり、
その周囲には様々な花々が若干インテリア風に描かれている。
その他、壁には稚拙な鯰の絵を描いたものがいくつか貼ってあるので
若い宮司さんに伺うと、この神社は「鯰さん」と呼ばれるように鯰信仰があり、転じて「しろなまず(白癜)」に罹患した人が病気治癒祈願を行うようになったとのこと。今では専用の絵馬を用意しているので、
下手な絵を書いて奉納するひとはいなくなったと笑いながら教えてくれた。 それから、境内にある蜜柑の木は八代蜜柑の原木です、とも教えてくれた。
この後、萩原橋を渡って、八代城址の南側のアーケード街の交差点にポツンと立っている「八代町道路元標」をゲットし、帰路へ。
JR新八代駅のところから鹿児島本線沿いの道に出て、
千丁、有佐、小川の各駅を経由し、
松橋からは旧・国道3号線に出て北上。JR宇土駅前のカレーのNicoで
ホロチキ&エッグカレーを堪能。
その後はウキウキロードから
県道182号線を北上。釈迦堂橋の先から加勢川沿いの道を走り、
中の瀬橋からは朝来た道を戻って帰った。 本日の走行距離:110.8㎞