くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

南阿蘇ホギホギ体験ライド

鹿児島在住のヘイホーさんが、奥さんの熊本のご実家にお見えなので、お誘いして南阿蘇へサイクリングに出かける。 保田窪交差点で待ち合わせ、供合線(県道145号)を東へ走り、

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瀬田から立野に上がって長陽大橋を渡って南郷谷へ。 旧道を走って川地後水源で身を清め、

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湧沢津水源で喉を潤し、

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「道の駅 阿蘇望の郷くぎの」で

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栄養補給。

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県道28号線を俵山方面に向かい、トンネルの手前の駐車スペースから案内板に従って坂を下り、

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宝来宝来(ホギホギ)神社へ。

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この神社の御神体は、大きな岩である。

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案内板によれば、平成16年春、リストラされた重機の運転手が生活費を稼ぐためにこの土地の造成工事を行っていたところ、大きな岩に当たり、突然重機が動かなくなった。修理して岩を取り壊そうとしたが、再び故障。

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その夜、夢にその岩が出てきて「どうして私を壊すのか?」と聞くので、「生活費を稼ぐためだ」と答えると、「それなら宝くじを買いなさい。そして当たったお金の一部で私を掘り出して祀ってくれ。」と言った。運転手は半信半疑で宝くじを買うと生活に困らない程度の額が当選したので岩を掘り出した。

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その話を聞いた友人が、この岩を拝んで宝くじを買ったところ、途方もない額が当たった。

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その噂が広まり、誰ともなくこの岩を『当銭岩』と呼ぶようになり、願掛けする人々が訪れるようになった。

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その後、この岩に願掛けをして宝くじに当選された方々のご寄付により、当地を宝来宝来神社として建立したとのこと。

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まずは御神体の周囲に建てらた鳥居をくぐりながら、

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作法にのっとり、

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一心不乱に「ホギホギ!」、「ホギホギ!」と、人目もはばからず、呪文を唱えてきた。 この御神体の他にもあたりかまわず様々な神様や、

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パワーのありそうなものが所狭しと鎮座しており、

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(生ける狛犬の「ホギ」は、今日は機嫌が悪かった)

さながら、「ご利益のテーマパーク」状態。 全部を真面目に廻っている時間もないので、その中から、これからの自分に不可欠そうな、「ぽっくり天狗様」の鼻をナデナデ。

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さらには、「縁切り布袋様」に御祈願。

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モニターのスイッチを押すとすぐに画像の中の神主さん(のような恰好をした人?)が祈願をしてくれるのも面白い。

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満ち足りた気分でホギホギ神社を後にする。 激坂を上って、俵山峠の道に出てさらに坂を上り、

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峠を越えて坂を下り、

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県道28号線に合流し、萌の里の少し先のリアルチキンでランチを堪能。

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さらにはそこからまた少し下った大切畑集落の「サカタスイーツ」でデザートを堪能。

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西原の裏道を通って、阿蘇くまもと空港の北側の道を経由して田舎道を走り、

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国体道路に出て、帯山でヘイホーさんと別れて帰った。 本日の走行距離:82.8㎞

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