くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

「寂心さん」経由「あんたがたどこさ」ポタ

今日は色々と用事もあるけれど、週末雨予報なので、少しでもロードバイクで走ろうと練習がてらに金峰山へ。 藤崎八幡宮経由で県道1号線、県道31号線を走り、貢町から「ゆうかファミリーロード」を走るり、硯川で県道32号線を横断して「ゆうかファミリーロード」を外れ、「寂心さんのクスノキ」へ。

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今年4月15日に放映された「所さんの目がテン!」で、

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「写真映えする巨木ベスト3」というのがあり、このクスノキが見事、第1位に選出された。

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50mの樹冠という大きさだけでなく樹形が美しく、地元で「寂心さん」と呼ばれ親しまれ、夏場毎朝水をかけに来ているなど、地区の守り神という存在になっているとのことが評価された。

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「寂心さん」から左折して県道101号線を西へ走って長い坂を上り、

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芳野のJAを経由して

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峠の茶屋でひと休み。 県道1号線を本妙寺方面へ下って、横手を経由して、先日の「おてもやん」に続いて「あんたがたどこさ」の所縁の地を廻った。

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(洗馬橋電停の親子狸)

現在の船場橋のある付近には昔、船着場があったため一帯を「船場」と呼ばれるようになり、

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川も「船場川」と呼ばれていた。

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さて、「せんば山」だが、

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(船場橋近くのマンション)

わたしは長い間、すぐ近くの第一高校の中にある小高い丘のことだと思っていたが、船場橋の袂に立つ案内板には「昔、右岸に連なる小高い繁みがあったといわれる」と書いてある。

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また、一昨年の2月に放映された「ぶらタモリ」では、

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現在の新町の西側のJRの高架の部分にはかつて堀があり、

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その時掘った土を土嚢のように積んでいて、それを「せんば山」と呼び、そこには狸が住んでいたと解説していた。

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果ては「せんば山」は川越にある「仙波山」の事で、「狸」は徳川家康の事、という説もある模様。 真偽のほどは別にして、すでに「あんたがたどこさ」は「肥後手まり唄」という正式名称を持っており、熊本の大事な観光資源のひとつとなっている。

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(船場橋の橋柱燈のタヌキ)
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(船場橋の橋柱燈のエビ)
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(日本一出産数の多い病院の敷地にある肥後てまりのオブジェ)
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(城彩苑にある岩田コーポレーションの販売店)
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(くまもと果房の「せんば小狸)
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(紺屋今町の大通りの「肥後てまりをつく少女」の銅像)

本日の走行距離:40.0㎞

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