最初のロードバイクを購入した帯山の大藪サイクル。
ショップが開催する日曜日の朝練や、
年に4~5回行われる走行会や新年会などに参加して、
多くのサイクリストと交流することができた。 しかしながら昨年の地震で、約35年間の長きに渡って借用していた店舗の建物が半壊の被害を受け、建物の解体に伴い、山鹿市への移転が決まった。
それまでと同じ条件で貸店舗を探したものの、どうしても熊本市内には物件が見つからなかったらしい。 1月21日、22日の店舗引っ越しに際し、常連さんたちもお手伝いをすることになり、微力ながら参加してきた。 約20名の助っ人とレンタルのトラックや、ピックアップ、ワンボックスカーなど7~8台の車を使ってのピストン輸送
および新店舗での商品陳列作業などを手伝った。
わたしの場合、誠に恥ずかしながら、サイクルショップの引っ越し作業時に役に立つような技能を何も持っていないが、参加者の中には電気工事に詳しい人、材木関係に詳しい人、荷造りが上手な人、DIYの得意な人などがいて活躍している。 中でもたまがったのは、壊れたディスプレイラックを溶接作業で修繕する1008さん。
何と溶接工具もお持ちとの事。 そんな有能な方々のお蔭で引っ越し作業は予想以上に早く進み、日曜日の引っ越し弁当をいただく頃には粗方の作業は先が見えてきた。
そこで、はるばる雪景色の阿蘇から手伝いにやってきたブッチャーKさんとわたしは試走用のミニベロおよびシクロクロスバイクを拝借して山鹿市街地へ営業活動に。 隣接する山鹿市営墓地公園で試乗者のサドル高調整など慣らし運転をすませ、
すぐ近くの、「山鹿サイクリングクラブ」のアジトである「マツムラレコード」に挨拶代わりの殴り込みを駆けに行ったが、生憎この日は「イベント参加のため臨時休業」。 仕方がないので、菊池往還に入って、大宮神社で大藪サイクルの商売繁盛を祈願。
もちろん、途中で史跡ハントも怠らず、
「桜の湯」の前の、カレーバル「千輪(ちりん)」へ。
ここのマスターはアンカー星人さんの同級生にしてサイクリスト歴30年。 すでに大藪サイクルの山鹿移転の事をご存じで、それが山鹿地区のサイクリング活動の起爆剤になってくれるよう、期待しておられるとの事。
さらに色々とお話を聞いていると、ここのマスターは、大藪さんの親父さんと同じ、南小国の出身であることも判明。 「以後、大藪サイクルを御贔屓に!」と、ちゃんと営業活動に従事した後は豊前街道を散策し、ゆうかファミリーロードを鹿本方面へ走り、
新しい大藪サイクルへと戻った。
引っ越し作業はもう後片付けの段階に達しており、間もなく二日間に渡った作業を終了。
motteaさん自慢のトヨタハイエースにハヂメさんご夫妻らと載せてもらって帰った。 お疲れ様でした!