久しぶりに嫁を誘ってサイクリング。行く先の希望を尋ねると、「益城の被災地をこの眼で見てみたい」と言う事で、再度、益城に行くことに。 嫁の父親は長らく病床に伏せていたが、地震の頃から次第に具合が悪くなり、4月25日に永眠。葬儀社のビルが余震で揺れる中、身内と近しい人だけでの弔いだった。 午前8時頃自宅を出発し、水前寺江津湖公園を経由して秋津川沿いの道へ。
中無田熊野座の湧水は本当に枯れちゃったのかなぁ?
その先から左に折れ、沼山津の小道を進む。
やがて益城に入り、
県道28号線に沿って被害の甚大な中心部を抜け、
もはやひとつのコミュニティになっている感の「益城町総合運動場」へ。
その後、益城町福原へ。
布田川断層帯沿いの地割れの箇所は、いつもお祈りするお地蔵さんの脇。
帰路は県道28号線で西へ。渋滞する車列の横をすり抜けて益城町馬水にある嫁の知人宅へ。
住宅は損壊ないが、裏の「よう壁」が倒壊のおそれありとかで、黄紙が貼られていていた。
2度の大きな揺れや、その後の県道28号線の喧噪、「昨日水道が再開した」などライフラインの復旧等々について話を聞き、辞去。
秋津川沿いの道に入り、
強い向かい風に悩みつつ、江津湖経由で水前寺成趣園へ。
ポンプで水を入れ始めたものの、期待したほど水が溜まらないという庭園を眺め、
鳥居や
社殿に一部被害のでた出水神社へ。
心配していた「長寿の水」は大丈夫だった。
水の溜まっているところで鯉は元気にしているし、
細川忠利公、藤孝公の銅像も無事だし、
能楽堂にも大きな損壊は見られず、
古今伝授の間もいつも通り。
水の問題さえクリアすれば何とか元通りになりそうで、少し安堵して、参道横の観光センターの味千ラーメンで昼食。
ただし、帰りに寄った成趣園裏のジェーンズ邸の崩壊にはショックを受けた。
本日の走行距離:30㎞くらい。