午後から用事があるので、先週、時間切れで行けなかった宇城市の竹崎城跡を目指して午前9時前にクロモリロードバイクで出発。 いつものように出水ふれあい通りを抜けて画図の田舎道を走る。今日は曇りの予報だったけど、まずまずの空模様。
中ノ瀬橋、めど町橋を渡り、城南の旧道を抜けて国道266に戻り、県道313号線へ左折。あとは道なりに進んで宇城市松橋町竹崎に入り、案内板に従って竹崎城跡へ左折。
距離は短いものの、激坂を上がり、
高速道路をオーバーパスしてさらに案内板に従って上る。
やがて城跡に到着。
頂上部には「竹崎季長城跡」の堂々たる石碑。
ここが「蒙古襲来絵詞」で有名な竹崎季長
の居城跡かあ～！と思いながら解説文を読んでいると驚きの事実が・・・！ この竹崎城の始源は南北朝から室町中期と考えられ、すなわち、竹崎季長と直接関係付けるのは不可能らしい。どうやら江戸中期頃に、「竹崎」という地名から季長を無理やり関係付けたのであろう・・・との事。さらには近年の研究によると、玉名郡の旧竹崎村出身の菊池一族の竹崎氏であろうという説が有力らしい。
それにしても、「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」の松橋町教育委員会に敬意を表したい。 激坂を下りて、竹崎地区を散策し、
国道3号線に入って北上。宇土市に入り、熊本南自動車学校方面へ右折して善道寺集落の外れにある「オイドンサン」と呼ばれる湧水へ。
解説文によると、ここの水は、以前は霊水として妊婦が飲むと安産すると伝えられ、遠くから求めに来る人がいたとのこと。 その後、新松原交差点に出て国道3号線を北上。向かい風が強く、富合町の新幹線車両基地の南側にある熊本水遺産の「井樋橋（いびばし）」で小休止。この時は満潮だったらしく、水門がきちんと閉まっていた。
緑川橋を渡って川尻の旧道に入り、加勢川を渡って川尻神社へ。
近くを通る薩摩街道沿いにある椎田薬師堂にお参り。
そして国道3号線に戻り、東バイパスへ右折してしばらく走り、出水ふれあい通りへ左折して、朝来た道を慌ただしく帰った。 本日の走行距離：58.5㎞
