正月休み最後の日、ヘイホーさんと走り初めをすることになった。 行く先のご希望を伺うと、「何か歴史的なものを・・・」とのご所望。そこで鹿児島県人のヘイホーさんのために薩摩街道を熊本城から小川町まで走ることにした。 江戸城にお輿入れする篤姫だって、生麦事件の後の島津久光だって、熊本城撃破を目指した西郷隆盛だって、皆、この道を行ったのだ。 薩摩街道を歩いたレポートがネット上にいくつかあり、それらと、みきたかさんのレポートを参考にルートを設定した。 新世継橋で待ち合わせ、先ずは新町のＹＭＣＡ前にある熊本城の清爽園へ。
「札の辻」と呼ばれた広場には「里程元標」があって、豊前・豊後・薩摩街道および日向往還の里数が測られていた。 ここから薩摩街道巡りをスタート。 坂本龍馬や勝海舟、それに明治天皇が西郷隆盛らを従えて宿泊された「御客屋・会輔堂跡」を経由して、
明八橋を渡り、
唐人町通りを東へ進み、長六橋を渡る。
少し右に廻って産業道路を渡ると「薩摩屋敷跡」の標識。
その後は国道3号線や、その旧道を走りつつ、一里木跡の標識や
お地蔵さんなどに街道の面影を偲びつつ走る。
最初の宿場町であった川尻に入って川尻神社、
椎田薬師堂を経由して
旧道を走り、右に折れると少し入ると「髙札橋」がある。
この付近に二里木があったという。 さらに宿場町「川尻」を散策し、
新町橋を渡り、さらに南下して緑川橋を渡って右折し、若宮神社の先で堤を下りて左折し、志々水公民館の先の「三里木跡」の石標。
そして宇土市街地に入る。
船場橋などを見て廻り、
本町の四里木跡と言われる高札場。
松橋に入り、五里木跡。
国道3号線を南下し、豊福小学校方面へ左折するところにある「心吉（こころよし）」の塚を見て、
先へ進み、薩摩の殿様の宿営地として使われた誠光寺に立ち寄る。
その後、国道3号線に戻って六里木跡。
さらに進んで国道から少し左へ入ったところに「三軒屋番所・関所跡」。
国道3号線から右に折れて再び国道に出る前に、本日最後の七里木跡。
正午になったので、小川商店街方面へ走り、まずは白玉屋新三郎で血糖値を上げ、
いつものように県道244号線、312号線を走って松橋インター近くの「サンジ」でランチ。
お腹を満たして、県道313号線、国道266線を走り、めど町橋を渡って
中の瀬橋でヘイホーさんと別れ、
出水ふれあい通りを通って帰った。 本日の走行距離：69.8㎞
