くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

「水」検定のためのフィールドワーク

自転車に乗り始めて、熊本がいかに水資源に溢れているか、よく解った。 河川、湖沼、湧水を巡るうちに、熊本の「水」に関する知識も自ずと増えてきた。 そんな時、熊本市が『くまもと「水」検定』なるものをやってるのを知り、先日トライした。 そして、一番レベルの低い「3級」に合格!

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・・・と言っても、郵送による通信試験だったので、緊張感はまるでなし。 しかも点数は満点には程遠かった。

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12月には学園大学を会場に行われる「2級」に挑戦するので、公式テキストを購入し、勉強を開始。

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まだまだ行ってなかったところが沢山でてきたので、本日はフィールドワークに出かける。 午前8時過ぎ、クロモリロードバイクで出発。出水ふれあい通りを走って、画津の田舎道を抜け、中ノ瀬橋で加勢川を渡る。

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続いて蓍(めど)町橋を渡って、平地に下るところの右側にある「水神社」に到着。

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市のHPによると、『同じ敷地に水神社と水神様が祀られている水に関わりの深い神社である。手前に水神社があり「彌都波能賣命(みづはのめのみこと)」という水の神が祀られており、奥の池に水神様のご神木が祀ってある。』

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そこから少し戻り、緑川の塘に上がって左折し川下へ少し走ると、その辺りの塘を「桑鶴の轡塘(くつわども)」という。

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市のHPによると「轡塘は、加藤清正が多用した肥後の伝統的河川工法のひとつで、河川の合流地点や水あたりの激しい部分に作られた洪水軽減方法である。桑鶴の轡塘は、緑川と御船川の合流部に築かれた轡塘の中でも大規模なもので、洪水時には遊水池が水を蓄え、周辺への出水を押さえるしくみになっている。」とある。 いつもここを通る度に、「どうしてこの道はこんなに遠回りするんだろう?」と思っていたけど、こういう訳だったのか・・・。

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浜戸川にも、この轡塘があるらしいので、見に行くことにする。緑川の左岸を川下に向かいもう少し走って次の交差点を左折し、「ウキウキロード」に入る。

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しばらく走って右折し、浜戸川沿いの道へ右折。 城南町島田地区のこの川塘が、小規模ではあるが、同じような轡塘になっている。

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しばらく浜戸川の塘を川下に向かって走る。

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やがて田舎道に降りて緑川橋のところに出て橋を渡り、川尻方面へ走り、中無田閘門方面へ左折。川尻の船着場と中無田閘門の中間にある「御船(おふな)手渡し跡」らしき部分を対岸から眺める。

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遠くからではよく解らないので、中無田閘門を経由し、

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六間堰を渡り、

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右折。加勢川の右岸を川尻に向かって走り、「御船(おふな)手渡し跡」へ。

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昔はここで対岸との渡し船が隆盛していたとのこと。

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ここと「川尻の船着場」は連続している。

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時間が来たので、そのまま加勢川の右岸を川上に向かって走り、朝来た道を戻り、大江の図書館の前のインド食堂へ。

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いつものノンベジタリアンカレーセット。

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このあと大藪さんとこに寄って、予定通り12時半に帰宅。 本日の走行距離:50.8㎞

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