先日の阿蘇望でTEAM O3達の私設エイドの手伝いをしていたら、丁度パンクをして空気入れを探している御仁がおり、折り畳み自転車用に持って来ていた携帯ポンプが役にたった。 思えば、わたくしめの携帯ポンプも色んな遍歴があり、いつの間にか数が増えてしまった。
通勤用のクロスバイクを買って、最初に買った携帯ポンプこそ、阿蘇望の時に持って来ていたTopeak mini morphであった。
このポンプはホースが付いていて、フロアポンプのようにして体重をかけて空気を入れることができる。
おまけにロード用の仏式バルブのみならず、折り畳み自転車のタイヤの米式バルブにも対応している。 ところが長所は短所、大きくて重たい。そこで、「無い物ねだり」で、小さい携帯ポンプが欲しくなってきた。 そこでクロスバイク用に購入したのが、Topeak Micro Rocket AL MasterBlaster。
小さくて、軽くてツールボトルにも収まるけど、クロスバイクはその後一度もパンクしてないので、路上での使い心地は不明。
そしてクロモリのロードバイク用に購入したのがTopeak Micro Rocket CB。実際はカーボン製ではないけれど、カーボン柄で、軽いし、これは良いかもと思えた。
その後購入したカーボンのロードバイク用にも購入。 ところがある夏の日、合志川の川沿いの道でパンクをした時の事・・・。このタイプのポンプは空気口を、タイヤのチューブのステムに直接差し込んで空気を入れるので、その部を片手で固定しないといけない。
炎天下に汗びっしょりになって空気を入れていたら、何と、チューブのステムがポッキリ!
それ以来、「携帯ポンプでの空気入れはホースを介するがよい」と思うに至った。備品のさらなる小型軽量化を図っていた頃で、ポンプは最小クラスのAirbone superminiを購入、これに他社製の延長ホースを購入して、これでOK!かと思われた。
ところが、冬の寒い日に金峰山の大将陣でパンクしたら、ポンプが小さいもんだから、500回くらいシュポシュポしないとタイヤが硬くならないではないか!ちょうど熊本初開催のブルべ200㎞に出場少し前の頃で、「これではいかん!」と小型軽量化の路線を変更。大き目のポンプでフロアタイプで圧ゲージ付きの、ということで、 TNI High Pressure Micro Floor Pump(ゲージ付)というのを購入。
ブルべにはこれで出場。その後、しばらくして秋津川沿いの道でパンクを経験したけど、フロアポンプ並の安定感の上に、空気圧も確認でき、いたく感心した。
ところが、こいつは存在感ありすぎで、アンカーのクロモリならまだしも、スぺシャのカーボン・ロードバイクにはちょっと美しくない。 そこでさらに購入したのがLezyne carbon road drive2。
これはホースがポンプの中心部に内蔵されている。
しかも別売で、圧ゲージ付のPenGaugeというのもあるので、そちらも購入。
構造上、空気を入れる時に体重をかけ辛いけど、ま、許容範囲内。問題発生まではこれで行こうと思っている。 ところで、Lezyneといえば、CO2ポンプ用品もデザイン性のよい製品のライアップが充実している。ついでに、やっぱ、こんなやつも用意しとかんといかんね。
やれやれ、携帯の空気入れの遍歴は、もうしばらく続きそう・・・。