くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

ポンプヘッドの交換(airbone zt-a15)

わが家にある二つのフロアポンプのうち、「GIYO Air Supply」という空気入れのポンプヘッドのパッキンが劣化したらく、タイヤに空気を入れる時に空気が漏れるようになってきた。

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もうひとつのフロアポンプに付けているポンプヘッドが「ヒラメの縦」なので、

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次は「ヒラメの横」にでも交換しようかと思ったけれど、どうせなら違う物をと思ってネット検索したら、Airboneのポンプヘッドの評価が良かったので試しに購入。

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自転車用の空気入れの口金には、チューブのバルブへの取り付け法により、2種類あって、日本語表記がないので、仮に「圧着式(press-on type)」と「捻じ込み式(screw-on type)」としておく。 ほとんどのフロアポンプは圧着式だが、この「airbone zt-a15」は捻じ込み式。

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青色の外筒を押して口金を捻じ込むのにはやや時間がかかるけど、空気を入れた後、外筒を引き戻すと簡単に外すことができる。 興味のある方は以下の動画をぞうぞ・・・。

よく観察すると、このポンプヘッドの内筒には2枚の可動式の爪板があり、

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外筒をスライドするとその爪板が内側にスライドしてネジ山となる。

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これをバルブに捻じ込んだ後、空気を入れ、青い外筒を引き戻すとネジこんでいた口金が一気に外れるという仕組み。 使い始めて2か月ほどになるけれど、使い勝手も良く、気のせいか、これまでよりも軽い力で目標とする圧まで入れられるようになった感じ。あとは可動式の爪板機構の耐久性が問題かな? さて、このポンプヘッドを製作している会社についての情報が少ないのでネットで調べてみたら、台湾の ZAW TIEN PRECISION IND.(兆田精密工業) CO., LTD.という会社で創業は1967年。

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もともとミシンの部品の製造を行う会社で、Airborneというブランド名で主に空気入れ類の自転車用品を製造している。

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そう言えば、Airboneの「スーパーミニポンプ」と言うのを持っていた。

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手のひらサイズで軽いのは良いけれど、小さいだけに500回くらいポンピングしなかればならず、冬の日のパンクの時に泣きそうになったので、その後は「タンスの肥やし」になっている。