先日はクロモリロードバイクのメンテナンスを大々的に行ったので、お次はカーボンロードバイクのメンテナンス。
まずはヘッドセットのメンテナンス。
久しぶりに分解してみたけど、
それほど汚れていないので、さっと清掃してグリスを塗って終了。
次に問題のBB(ボトムブラケット)のメンテ。
ご存知の方も多いかと思うけど、カーボンロードバイクのBBについては、BBを格納する「シェル」と呼ばれる部分の規格がフレームメーカーによって違うため、BBにも色んなタイプの物が数多く存在する。
わたしの持っているスペシャライズドのカーボンフレームの多くはOSBBという規格で、しかも年代や車種によってそのサイズが微妙に違うらしく、気を遣うところ。
色々調べて準備をして、作業を開始。
クランクシャフトを抜いて、
BBを取り出すと、
径30㎜のベアリングと、シマノの規格の24㎜のクランクシャフトが使えるようになるアダプターを外すことができた。
ちなみに模式図はこんな感じ。
当初はこのベアリングをグリスアップするか、交換することを考えたが、あるBBのメーカーが、この規格のシェルでシマノのクランクシャフトが使えるようになるコンバーターBBを出していることが判明したため、これを用意。
筒の中央部が捻じ込み式になっていて、クロモリロードのBB感覚で組み込むことができ、
クランクを取り付けてみると、良く回るようになって満足満足。