朝はサイクリングに出る気が失せるほど寒かったので代わりにちょいと早い大掃除で庭木の剪定作業に励んで、昼飯を食って午後2時過ぎから足馴しに金峰山へ。 県道1号線と31号線を走って貢町からゆうかファミリーロードに入り、
硯川から左に折れて太郎迫から県道101号線で坂を上る。
JA芳野を経由して坂を下り、
大将陣の棚田をチェック後は、
県道1号線で上熊本に降りて帰った。
さて、ひと月前くらいだったか、信号で止まった時に、クロモリロードバイクの前ブレーキをかけてハンドルを前後に揺すると、わずかながら、カクンとした手ごたえがあるのに気が付いた。
ネットで調べてみると、ヘッド部の「トップキャップ」が緩んでいる可能性があるというのだが、
実は、このヘッドパーツの内部構造というのをあまり知らないのだ。
ロードバイクに乗るようになってやがて15年。その間、大概のメンテナンスはやってきたが、この「ヘッド周り」には、ほとんど手をつけたことがない。 というのも、この前輪部からハンドル部にかけては組み立てる際に高価な専用工具が必要となることがあり、素人が手を出すより、ショップに頼む方が安価で確実にできると聞いていたからだ。 しかし、ここの不具合を治すにはやっぱり構造を知っておかねばいかんだろう、と調べてみると、わたしのクロモリロードバイクの場合、ヘッド部の内部は下図のような構造になっていることが判明。
ヘッド部のガタつきの原因のほとんどが、トップキャップ部の引き上げボルトの緩みとのこと。 そうするとフロントフォークの引き上げが緩くなって上下のベアリング部の隙間が広がり、ガタつきに至るという訳。
構造が分かって原因が分かれば何ということはない。 引き上げボルトを緩めて、
ハンドルステムを緩めて、
引き上げボルトを適度に締め付けて、
ハンドルステムを適切に締め付けると作業は終了。
ガタつきは解消したけど、その分、道路のデコボコは敏感に感じるようになった。
ちなみに、わたしのクロモリロードバイクのフォークコラムは金属製で、上図の青色の「スターファングルナット」というのが専用工具で圧入されている。
一方、わたしのカーボンロードバイクの
フォークコラムはカーボンなので「プレッシャーアンカープラグ」と言うタイプのものが入っている。
こちらは組付けに専用工具を必要としないため、最近は金属製のフォークコラムでも「プレッシャーアンカープラグ」を入れる人が増えてきているらしい。 本日の走行距離:32.4㎞