宮地から産山こえて南小国へ - くまもと自転車紀行

昨日、大藪サイクルの例会の帰り道、急用で参加できなかったBenbowさんに、ブッチャーＫさんとこの美味しいお肉を届けたら、1分もかからず輪行話がまとまってしまった。目的地は、みきたかさん、KENさん絶賛の『山吹水源』。

ちなみに、昨日ご一緒した1008さんも数日前に行かれ『大変良かった！』とのこと。竜田口駅から午前6時38分発の普通電車にBenbowさんと乗り込む。

肥後大津駅で乗り換え、宮地駅着が8時ちょうど。準備をして山吹水源を目指し出発。

今回もルート設定はBenbowさんに丸投げ（いつもすみません）。阿蘇市役所を経由し、逆風の中、田舎の真っ直ぐな道を北上。

国造神社前を通り、坂を上って、手野の名水でボトルに給水。

さらに坂を上りきって、ミルクロードに合流する直前で小休止。

ミルクロードを右折し、やまなみハイウェイに突き当たり左折。

少し走って産山方面へ右折する。途中、民家の大きな楓がいい感じに紅葉しているのが目に入り、立ち寄る。

県道40号線に出て左折し、平川阿蘇神社のところから右折。このあたりは山都町の水越の風情に似ている。

この後は案内板に従って進む。

アップダウンを繰り返しながら進んでゆく。山吹水源の少し手前に有名な「扇棚田」がある。

そこの丘の上が眺めが良く、九重連峰も間近に見える。

そこから少し下って山吹水源の入り口に到着。

駐車スペース、トイレ、東屋、水汲み場が整備されている。そこから水源を目指して遊歩道を進むと周囲の木々はいい感じに色づいている。

そして突き当たりに水源地。

初めて来たけど、なるほど、ここはいい！山深い湧水はかくあるべしという感じ。ただしこれ以上はそっとしておいて欲しい感じもする。つぎに池山水源を目指す。道を戻って、扇田の棚田の上の丘を回って砂利道を進んで、ヒゴタイ公園にまわらないで済むように走っていたけど、つい案内板に従って進んだら、やっぱりヒゴタイ公園をまわってしまい、

坂を下って池山水源に到着。

水源近くには、みきたかさんが教えてくれた、『水のしたたるトチノキ』。

葉の落ちた茎のところから霧雨のような水がわずかに落ちてきている。こんな木は大変珍しいんだそうで、しかも今の時期だけの現象とのこと。さて池山水源は相変わらず多くの人で賑わっている。

丁度昼時になったので、水源横のレストランで、これまた同じ『地鶏焼き定食（1000円）』をオーダー。

お腹を満たして次へ。県道40号線に出て坂を上り、やまなみハイウェイを横切る。

そこから先は下り基調となり、快調に走る。

満願寺温泉を過ぎ、

南小国の中心部へ。

役場の近くにある、サイクリストの集まる『茶のこ』へ。

モンブランと珈琲のセット1050円をオーダー。

観光地価格にしても少し高いかなぁ。それはともかく、サイクリストであるマスターが、『この後どこかへ行かれるのですか？』とおっしゃるので、『押戸石へ・・・』と答えると、『あそこはザレ・ガレ場が続いて、しかも登りは10％くらい。ロードバイクじゃちょっと・・・』と、アドバイスされるが、丁度その頃、Face Bookに、ＫＥＮさんの『押戸石なう』的な投稿があったので、『ＫＥＮさんが行ってるんだから、われわれも行ってみよう！』という事になる。国道212号線に入り、坂を上る。

トンネルをくぐってしばらく上って『マゼノミステリーロード』へ右折。

噂に聞くアップダウンをいくつかこなすと左側に案内板。

狭い舗装道をしばらく進むと、待ってましたとばかりに悪路が出現。

でも、まあ『ガレ場』とは言え、丸い石がほとんで、Benbowさんはまったく意に介さず、どんどん進んでゆく。わたしは相変わらずのへっぴり腰で、尖った石があるところでは押して進むし、対向車が来た時などは止まって待つけど、Benbowさんはぐんぐん進む。やがて駐車場。ところが、入場料を200円も徴収するではないか！