くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

大通峠でケーキセット

朝、空は灰色の雲で覆われているが、予報によれば『昼頃から晴れ』なので、午前8時前、カーボンロードバイクで出発。未踏の大通峠を目指す。 いつものように出水ふれあい通り→浜線バイパス→めど町橋→城南旧道→浜戸川沿いの道に入り、山崎橋経由で県道32号線に戻り、海東方面へ。

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道の駅 竜北でトイレ休憩後、国道3号線を避けて田舎道を走ると、目指す方面の山々は雲に覆われている。

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一瞬、目的地を変更しようかとも思ったが、西の方の空は青空がのぞき始めているので、そのまま進む。氷川町に入って国道443号線を走り、途中、坂道を避けて立神峡へ。

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再び国道443号線に入り、大通峠を目指して県道25号線へ直進する。

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最初は緩やかな傾斜で、少しアップダウンもあり、沿道には古い石橋などもある。これは鹿路(ろくろ)橋。

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右側に土砂崩れの防護壁がある辺りから坂が厳しくなってくる。

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ひたすら坂を上っていると、やっと前方にループ橋が現れる。

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ループ橋はほどよい斜度で気分良く上る。

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ただし、曇のため、眺めはよくない。

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そこからひと上りすると正面に大通トンネルが見え、その手前から左折し、旧道へ。

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さらにもうひと上りすると、やっと大通峠に到着。

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ここから左折して、端海野(たんかいの)を経由して子別峠を降りるつもりだったけど、その道は何と、全面交通止め。

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仕方ないので、峠にある『ツリーハウスカフェ リーフ』へ。

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ケーキセット500円をオーダー。

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将来、仙人になりそうな感じのマスターに、道路工事の情報を聞くと、ここから1kmくらい先が工事現場で、先週の日曜日は自転車で行った人が、『通れませんでした』と戻って来たと。 迂回路を聞くと、ここから先にかなり下って、小鶴から左へ上がって行くと端海野の所に出るけど、6kmくらい遠回りになるので、ダメもとで工事現場まで行ってみては?とのアドバイス。 峠から1km上ると工事現場。

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ラッキー!!通してくれた。 通してくれたのは良かったが、そこからの道は路面が悪い上に、結構上りがきつかった。

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20mほど先を2頭の鹿が道を横切り、木立へと消えてゆく。

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さっきのマスターが、「最初数キロが上りで後は下りです」と言ったけど、嘘つき!!そのあともアップダウンの連続で、なかなかの道であった。やっとのことで端海野のキャンプ場に到着。

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なかなか感じの良いキャンプ場。 そこからさらに上って少し下ると、子別峠に到着。

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子別峠からの下りは路面が濡れており、傾斜も急で、『ようこんな道を登ったなあ!』と感心しつつ下る。

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ブレーキレバーをひたすらに握り締めて下り、茶畑が見えて、人家が見えてくるとやっと傾斜が緩やかになる。

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氷川ダムを経由し、

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国道443号線に突き当たって右折。少し上って、『ふれあいセンターいずみ』へ。

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ここの食事処のメニューの一部はユニークなネーミング。

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つられて鹿のカツ丼945円を注文。

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ところがこの『鹿のカツ』が尋常な硬さではない!『噛み切れない!』と文句を言おうと思ったが、先日のNHKの番組で、『現代人は柔らかい物ばかり食うようになって顎が小さくなって、それで睡眠時無呼吸症候群になった』ような事を言っていたので、『いかん、いかん・・・』と呟きながら、必死で鹿カツを噛み切る。お陰で、脚の筋肉だけでなく、顎の筋肉も鍛えてもらった。 帰路は国道443号線をそのまま甲佐方面へ。小筵を経由し、緑川沿いの道へ左折。

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津志田河畔公園で最後の休憩。

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めど町橋を渡り、朝来た道を帰った。 これで五木方面への峠で、残る峠は『笹越峠』だけになった。 本日の走行距離:121.7km

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