くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

梅雨の合間に最終水遺産ポタ

今日は矢部へサイクリングに行くはずだったけど、昨夜から生憎の雨。それでも昼から雨があがって、道路も乾いてきたので実家へ行くついでに、近場にポタリング。 熊本水遺産に登録されている水場の中で、まだ見てなかった4箇所を廻る。 午後2時過ぎにBike Friday Tikitで出発。北バイパスからビオトープ立田の杜を上って、阿蘇方面を写真に収める。

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立田山憩いの森を経由して亀井方面へ降り、熊本電鉄亀井駅の裏にある『亀井妙見池』に到着。

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地域の水場があったところだが、昭和50~60年代にかけて枯渇してしまい、洗い場の跡や水神様に当時の面影を偲ぶのみ。 近所のおとうさんによると、「『亀井水源』の施設ができてからここの水が涸れたので、あそこで水を吸い上げたからだろう」と皆が思っている、とのこと。 次の水源は見つけにくかった。実際、近くにお住まいの方々でも、この水源の存在に気づいてない方が多い。 高平台小学校の裏の道を旧国道3号線方面へ上がって行き、公民館の少し先から鋭角に曲がって下った突き当たりにひっそりと佇んでいる。

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『年神(としのかみ)さんの湧水』。

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水場の一番奥の崖の下から水が湧いている。水量はそれほど多くなさそう。

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旧国道3号線に上がり、崇城大学方面へ降りて、上熊本から井芹川沿いの道に入り、島崎へ。釣耕園の向い側にある、『少年の家跡』。

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ここら辺りのお金持ちが、青少年の育成のために、別荘地を市に寄贈し、『少年の家』が建てられていた。その一角の崖から水が湧いて池となっている。

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数日前の地元紙に、最近ここが整備されたと記事になっていた。 そこから島崎の小山田地区へ。小山田公民館の横にある、『小山田の井川』。

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本妙寺に上る人たちは、かつてここで喉を潤したという。 階段の下に四角の小さな水場があるはずだが、どういう訳か乱雑に蓋がされており、無常にもその周囲から湧水と思わしき水が染み出している。 今日は、残念な水場が多かったけど、これで『熊本水遺産』に認定されている水場はすべて廻ったことになる。 『水遺産ポタ』は、これにて終了。 このあと京町の実家に寄り、親孝行(?)をして帰った。 本日の走行距離:27km

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