くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

一つ目水源へ

午前7時過ぎにシクロクロスバイクで出発し、東バイパスから北バイパスに入り、いつもの通勤路を走る。

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先日、「インド食堂」に行った時、馬門石(まかどいし)と水場を見てきた話をしていたところ、マスターの奥さんから一枚の地図を渡された。

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奥さんは石仏を見て回るのが好きで、大分には臼杵の石仏があるけど、熊本では大した石仏はいままで見てないと。知人からその地図を渡され、見に行ったけど、大したことはなかった。でも近くに地元の人しかしらないような水場があるらしいのだと。 場所は山鹿の北、県道197号線沿いなので、まだ見てなかった「一つ目水源」に行くついでに、崖の岩場に彫ってあるものと、近くの水場を回ることにする。 北バイパスを熊本電鉄新須屋駅方面に降り、須屋駅、三ツ石駅を経由して高速沿いの道路を北へ。

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北熊本SAのところから左折し、小野泉水を経由して小野川沿い、合志川沿いを走り、植木北中のところから、ゆうかファミリーロードを走る。 宮原(みやばる)のセブンイレブンで燃料補給をしてそこから南西へ旧道を100mほど行ったところにある、「宮原菅原神社のイチイガシ」を観に行く。

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境内にそそり立つそのイチイガシは樹齢300年以上と言われ、中には空洞があって、白蛇が住んでいるとのこと。

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お参りをして、しばらく国道3号線と並行に走る田舎道を走り、千田川のところから国道3号線に入り北へ。 山鹿大橋の手前で左折し、次の堰を渡り、ゆうかファミリーロードを終点まで走る。さらに岩野川沿いの道を北へ。

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再び国道3号線に突き当り左折。しばらく走って、金堀のところから右折し県道197号線に入る。

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すぐに右側に崖が見え、そこの下三分の一ほどに、岩に彫られた像が見える。

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インド食堂の奥さんが言ってたように、崖崩れ防止のために一面コンクリートで固めてあり、像が彫られている部分だけが四角く開けてある。

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雛人形のお内裏様のようなのが彫られているが、素朴と言うか、稚拙と言うか、鍋田横穴墓群のところの像に似た雰囲気。 そこから少し戻り、橋を渡って水場を見に行く。地図通りに進み、地元の人しか知らないような水場へ。

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湧水量は少なく、ボトルにもまだ水があるので、次へ。 県道に戻り、坂を上る。やがて道が狭くなるが、道いっぱいな大型ダンプが何台も降りてくる。やがて深倉峠へ。

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しばらく下ると左側に採石場があり、納得。さらにしばらく下ると周囲にぶどう畑が広がり、そして左側に目的地の「一つ目神社」の鳥居が・・・。

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参道に進むと右手に「一つ目池」が横たわっている。

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さらに走ると一つ目神社の本殿。

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その奥にも池があり、

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さらにその奥に水源地がある。

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水源地はカワニナなどが豊富で、ホタルも多く、綺麗に公園化され、遊歩道も整備されている。そこを回ると八大龍王とか

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水神様とか

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が祀ってある。 公園の奥ではあちこちで水が湧いているが、その一か所がメインの水場となっている。

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この日はポリタンクを持った人が数名水を汲みに来ており、わたしも空になったボトルに美味しい水を満たす。

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県道197号線に戻り、さらに坂を下り、突き当りを右折。 次の大きな交差点で県道197号線は左折だけど、直進し県道200号線へ。しばらく走って山鹿市街に入ると左側にアンカー星人さんの活動拠点があるので、テレパシーを送るけど、応答なし。

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どうも真面目に仕事をしているらしい。 気をとりなおして山鹿の中心部へ。昼食にはまだ早いので、いつものようにタオ珈琲へ。

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他に客が誰もいなかったので、青森りんごパイを食べつつ、

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宝塚の男役みたいなおねえちゃんの素性を根掘り葉掘り聞き出そうとしたけど、固いガードにあって、あえなく退散。 桜の湯、千代の園酒造を経由して菊池川沿いの道を植木方面へ。

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南から吹く向かい風に苦しみながら、大道小学校のところから右折して橋を渡り、しばらくして左折。千田川を渡って、いつもの直線道路を走る。

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合志川沿いの道に出て、

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植木温泉を過ぎ、朝来た道をほぼそのまま戻った。 本日の走行距離:62.8㎞

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