早くも入梅で、今日も朝からどんよりした天気。遠出を諦め、旧・植木町が熊本市と合併して、あらたに加わった水遺産を廻ることにする。 午前9時過ぎにクロモリロードバイクで出発。ゆうかファミリーサイクリングロードを走って、寂心緑地公園を越え、JR植木駅を経由して菱形小学校のところから左折。踏切を渡って、『菱形の池』に到着。
熊本田原坂線に入り、北へ。JR田原坂駅の裏に回り、狭くて路面の悪い田舎道を走って『神の元水源』に到着。
那知山の山裾の岩間から水が湧いている。
湧水量は多そうだけど、ボトルに汲むには躊躇する。 熊本田原坂線に戻ってさらに北へ。国道208号線に突き当たる少し前の左側に『豊岡の眼鏡橋』。
江戸初期に造られたもので、年代の判る石造りの眼鏡橋では県内最古とのこと。 国道208号線を右折し、すぐ県道55号線に左折。800mほど走って、採石場方面へ右折。次の目的地である山本小学校方面へはこちらが近道であると思うが、初めての道なので、道路の清掃作業をしているおにいさんに聞いたところ、「行けるけど、道が良くないよ」。行けるならと、迷わず上って行く。
採石場が近づくと路面が荒れてきて小石が目立つようになる。
採石場は荒涼とした雰囲気。
そこから先は急に道が狭まり、劇坂区間もチラホラ。
峠を越えて下りに入ると、何だか金峰山の東門寺の辺りに似た雰囲気。
県道3号線に突き当たり左折。300mほど走って、清水甲区公民館の先から右折し坂を下ったところに水場。
右側の四角い水場が『御手洗(みたらい)さん』。
左側には天満宮。
池には水霊が祀ってある。
県道3号線に戻り、左折。山本小学校の先から左折し坂を下って行くと田圃の先、県道3号線の崖の下にひっそりと『内の北井川(きたいご)』。
崖の窪みには放牛地蔵(七十四体目)が見守っている。
崖の上の県道3号線は、その昔、豊後街道で、旅人はここで喉を潤したらしい。
県道3号線に戻り南下。次の信号を左折し今年1月の熊本ブルベ200kmのコースを逆走して小野川沿いの道へ右折。途中で右折して『池の川水源』に到着。
すぐ近くの『小野泉水』へも。
その後はいつものように坪井川沿いの道を走る。三軒町通りから藤崎宮を経由して、インド食堂でノンベジタリアンランチ(ナスとジャガイモのトマト煮込み)850円を食べて帰る。
途中で小雨が降り出したが、気になるほどは濡れなかった。 それにしても植木町って広いねえ。 本日の走行距離:60.2km 簡易ナビモードを使うとGPSの記録にバグが生じるらしく、内の北井川以降はトレースラインが変になった。