豪雨災害の影響で中止となったサイクルマラソン阿蘇望2012の当日、Benbowさん、カルキさん、上津江の肥後もっこすさん、それにわたしでコースを試走した。途中から合流したペプシンさんとBenbowさん、わたしは自走だったので、最後の峠の俵山は走らなかったが、カルキさんと上津江の肥後もっこすさんは４峠を完走した。 その試走会の打ち上げが今日。カルキさん考案のコースで阿蘇をサイクリングし、その後に肥後の赤牛を堪能しようというもの。ところが台風16号の影響で悪天候が予報され、ペプシンさんは前日早々と不参加を表明。 Benbowさんとわたしは、とりあえず走れる準備をして行こう！となったのだ。 クロモリロードバイクをステップワゴンに積んで午前７時過ぎに出発。曇り空の下、藤崎宮・秋の大祭の渋滞を避けて津浦町のBenbowさんをピックアップ。愛犬Poppyと
と奥さんのお見送りで阿蘇に向け出発。赤水に上がると遂に雨が降り出す。やがて坊中のカルキさん宅到着。 家の離れの食料保存庫を改装したという隠れ家に入ると、まずは自転車基地というべき細長い空間。
その隣の部屋が、所謂『カルキバー』となっている。
部屋の壁にはトタンや板張りの軒、電柱や街灯がついており、
室内でありながら屋外にいるような不思議な感覚にさせてくれる部屋。カルキさんはバーを開いていたことがあり、その当時の道具とかアイデアが活かされているらしい。 カルキさんがギター演奏をするステージには、古いロードバイクが置いてある。1970年台のものとか。
”Legnano"（レニャーノ）というブランドのバイク。
イタリアの古いメーカーで、Bianchiに合併されたという。Bianchiから復刻版も出ているが、これは正真正銘のビンテージらしい。細部も美しい。
雨が止むのを待つが、なかなか降り止まない。
上津江の肥後もっこすさんは残念ながらおいでにならない。それでも話がはずんで昼になったので、隠れ家の横の車庫でバーベキューの始まり。ヘアドライヤーを使っての炭火起こしはユニーク。
食材が運び込まれる。写真の女性はカルキさんの奥さん。「お邪魔してまーす。」
楽しみにしていた肥後の赤牛ステーキを、早速、焼く。
んー！濃厚な肉汁がたまらん！
その他のお肉類や野菜が次々と炭火にかけられる。
用意された味つけはどれも相性良いが、わさびが気に入ったあ。
チキンスープの乳麺は優しい味。
良い素材のシンプル料理に舌鼓を打ち、自転車の話は勿論、オートバイの話、アメリカ、イギリスの話、自分史、家族の話などなど・・・。
サイクリングはできなかったけれど、お腹は大満足して、ステーキ肉を購入し、おまけのパン・ラスクを頂き、カルキ邸を後にする。
カルキさん、本当にありがとうございました。 雨の中、立野を下り、大津に差し掛かると、ん？道路があまり濡れていない。市内に入ると、ん？道路が乾いている。 津浦町でBenbowさんと愛車”Cathy"を降ろし、愛犬Poppyとフリスビーで遊んで、
Benbow邸を辞し、夕随兵で混雑する道を縫うように裏道を走り、帰宅する。 帰宅すると、カルキ邸に携帯電話とメガネケースを忘れていることが発覚し、焦るが、なんとカルキさんが娘さんの自転車を大藪サイクルに持ってくる用事がある、ということで忘れ物を持ってきていただき、大藪サイクル駐車場で受け取る、というおまけ付き。 カルキさん、重ねてありがとうございます。
