くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

貢町の熊本水遺産に自転車で行く

今日も暑そうなので午前中に遠出をしようかと思っていたら、実家から「墓の掃除をしろ!」の連絡あり。仕方なくクロスバイクで墓掃除に出発。

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熊本では、熊本市内は7月盆の所が多く、他は8月盆の所が多い。寺に行って墓地を歩いてゆくと「倶會一處」あるいは「倶会一処」と彫ってある墓が多い。うちの墓にも上の写真のように「倶会一処」と彫ってある。「阿弥陀さまのお浄土に往生して、そこに既に集っておられる方々と会うこと」らしく、浄土真宗の墓にはそう彫ってあることが多い。こんな事に関心が出てくるのは年取った証拠か? 掃除をして花を供えてお参りをすませ、実家に寄って1人暮らしの母の話し相手をして、本格的に暑くなる前に出発。熊本市の西北部の貢町にある、金峰山水系の「熊本水遺産」を3箇所廻ることにする。京町から上熊本に降りて、ゆうかファミリーサイクリングロードに入る。

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井芹川沿いの道を進み、西浦方面へ進む。西浦荒神への登り道の所から直進するとまもなく瑞巌寺公園に到着。

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園内の案内図を見ると斜面の上に、西南の役の薩軍墓地があるようだが、今は斜面の工事をしている。

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公園の横には西浦川が流れており、冷気が漂ってくる。ホタルの名所になっているが、公園全体はあまり整備がされておらず、ややあれた感じ。「熊本水遺産」の標識もわからず仕舞いであった。 公園の先の西裏側沿いの道を少し登ってみると、新幹線の架橋とさらにその上に西環状道路の架橋があり、その先の道は小萩山方面へ続いている模様。

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Uターンして、フードパルへの登り道から右へ道をとると、まもなく「五丁の妙見さん」に到着。

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「地域共同の水場として利用されてきた」そうだが、現在、湧水量が少ないようで、ここもやや寂しい感じ。 さらに北へ道を進むと熊本保健福祉大学の校舎が目にとびこんで来る。

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わたしの勤務する病院にもここの学生さんが実習によく来る。 さらに進むと西環状道路の架橋の橋桁だけがモニュメントのように並んでいる。

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さらに進み、井芹川沿いの道に出て、しばらく行くと、西谷川の合流点に到着。

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上の写真で、左側が西谷川、上が井芹川。西谷川沿いの道を500mほど進むと太郎迫神社に到着。

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手水舎の水がこんこんと湧き出ている。

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境内の右奥に目指す湧水がある。

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清らかな水がこんこんと湧き出ていて、周囲には羽黒トンボが優雅に舞っており、なかなかいい感じ。

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乾いた喉を潤して帰路についた。 田んぼの中を進んでいると、一区画だけ、もうコスモスが咲いている。

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再びサイクリングロードに出て、崇城大学の所から池田方面へ入り、韓々坂をあがって出町から京町の実家へ行き、昼飯を食って帰った。

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本日の走行距離:32.6km