くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

鏡町の生目神社

八代市鏡町にも生目神社があるので、朝5時過ぎにカーボンロードバイクで出発。

出水ふれあい通りを走り、中の瀬橋を渡って加勢川左岸を西へ進み、

県道182号線に突き当たって左折し浜戸川を渡って、

ウキウキロードに右折。

宇土に入り、国道3号線をオーバーパスして松山交差点の先から田舎道へ左折。

不知火高良の交差点から県道338号線に入り南下。

大型トラックがバンバン追い抜いて行き、命の危険を感じるため砂川堤防の一角にある延命地蔵にお詣り。

さらに県道338号線を南下して、セブンイレブン八代北新地店から左折して、鏡町貝洲にある加藤神社にお詣りをして

田舎道を走り、鏡町塩浜にある生目神社へ。

由緒によれば、この神社の祭主の東巳之吉さんは眼の病のため、日向の生目神社を信仰し、交通不便な日向の地に草履がけて球磨川沿いに加久藤峠を越えて旅し、その治癒を祈願した。しかし遠隔地であるため一般大衆はなかなか参拝することが困難であった。そのため、八代に鎮座することを願い出たがなかなか承諾が得られなかった。
そこで三日三晩断食をして神に祈願したところ、夢のお告げをもって「お前がそれ程望むならば肥後の地に分身をつかわそう」と承諾され、当時の宮内省神社局の許可を得て明治44年10月15日に建立された。その後、現在に至るまで多数の眼病は勿論、心の拠り所として、また、幸せの道場として近隣から遠来まで多くの人が訪れている、との事。

プレハブ小屋風の拝殿から日参しているというおばさんが出てきて、帰りしな、「どうぞ、中へ」とおっしゃるもんだから、ついついシューズを脱いで拝殿内部を探索。

ボタンを押すと雅楽のBGMが流れ、まさに立派な神社にいる雰囲気。御守り、お札とともにボトル入りの御神水も売ってある。

この御神水で眼を清めたり、また持ち帰った水を沸かして飲むと眼の病気が治ると言い伝えられているらしい。

迷ったけれど、結局何も購入せずに辞去。

大鞘川沿いに南下し、大鞘樋門群を眺め、

さらに南下。千丁駅のところからJR鹿児島本線の線路沿いを北上。

小川工業高校の先からは田舎道を走り、

松橋、宇土を抜け、川尻からは加勢川沿いの道を東へ。

朝来た道を戻って帰った。

本日の走行距離:82.0㎞