くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

行く夏惜しんで南小国

ヘイホーさんが奥さんの熊本の実家に来られたので一緒にサイクリングへ行く。 まだ残暑厳しいので、クロモリロードバイクを車に積んで、南熊本でヘイホーさんをピックアップ。

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二重の峠を越えて内牧にある「はな阿蘇美」の駐車場へ。

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午前8時半頃サイクリングスタート。

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東へ走って、中通古墳群を見て廻り、

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国造神社の坂を上がる。

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手野の名水でボトルを満たし、

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さらに上って

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菊池阿蘇スカイラインに突き当り左折。 しばらく走って小嵐山から上がって来た道(現在は坂の途中で交通止め)へ右折。 草原の道を気持ちよく走る。

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その後も坂を下って、県道40号線に突き当り左折。 ミンミンゼミの泣く中を快調に走る。 やがて満願寺温泉地区に入り、そこにおられたおばちゃんに「鬼の継石」への道を伺ったところ、「先日の豪雨災害で橋が流されて近くへは行けなくなった」と。 その代わりに、離れているけど見えるところがあるからと、場所を教えてもらい行くと、写真では判りにくいが、表面に蔦の張った石柱のような「鬼の継石」を拝むことができた。

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ちなみに、近くの旅館「志津の宿」のHPによると、近くに行けばこんなのが拝めたはず。

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さきほどのおばちゃんによると「久住山から来た鬼が志津地区で石積み遊びを始めた。3つの石を重ね終え、4つ目の石を重ねようとしたところで鶏が啼き出し、朝が近いと4つ目の石は付近に投げ捨て、山の方に帰った」、ということらしい。 近くで見てみたかったなあ。 その後、温泉街をブラブラ。 「パックパッカーズ山肴」のおっちゃんから「泊まっていかんね!」と誘いを受けるが、「われわれは宇宙人ではありませんから・・・」と丁重にお断り。

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定番の満願寺と、

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「石塔群付き杉群」へご案内。

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ランチの開店まで時間があるので、気になっていた、近くの「金毘羅杉」へ行ってみることにする。

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「石塔群付き杉群」の入り口近くに駐輪して、参道ともなっている険しい山道を上がっていくと、まず青龍権現社なるものがあり、

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さらに山道を上り、上り始めから計10分ほどで

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国指定の天然記念物である「金毘羅杉」に到着。

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千年もの樹齢の、この杉、まずは元禄年間の落雷で幹が二つに裂け、

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次に昭和4年の落雷では幹の空洞内に火がつき、手桶リレーで水を運んで消火にあたったものの、鎮火までに19時間を要したと言われている。 その上、平成以降の台風では残った北側の主幹や大小の幹や枝が被害を受けたが、ポリウレタンなど保護処置を受け、なんとか延命している状態。

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先日の「寂心さんの樟」とはまた違った感銘を受け、数奇な運命を負った「金毘羅杉」を後にした。 ランチは「茶のこ」で、

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ゆったりと。

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マスターのお見送りを受けて、「そば街道」を上り、

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国道212号線に合流し、長い坂を下って、

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「はな阿蘇美」に帰り着いた。 夏の阿蘇を走るのも、今年はこれが最後かな? 時間の余裕があったので、「コルナゴ部長」ご紹介の、トマリさんの「木の実の阿蘇パネトーネ」を買いに道の駅「阿蘇」へ。

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ついでに「竹原牧場ソフトクリーム」を食べて、

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二重の峠を越え、ヘイホーさんを送って帰った。 本日の走行距離:49.8㎞

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