くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

しつこくラピュタの道へ

『お前は何ば目指しよっとか?』・・・リーフさんのブログのサブタイトルを頭の中で自問しながら立野の坂を登っていた。 コルナゴ部長さんのブログで、昨日3月30日に狩野地区の野焼きが行われた事を知り、やっぱり野焼きの後のラピュタを見たくなって阿蘇に向った。自転車にまたがって、昨日は南、今日は東・・・そんな自分が滑稽に思えてきて、『お前は何ば目指しよっとか?』と繰り返して問うたものの、答えは出てこない。 ところが実際、登ってみると、野焼きの後のラピュタの道周辺は、表面の枯草が燃やされて地肌がむき出しとなり、これまで見たことのない荒々しい表情を見せてくれた。あー来てよかった!

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数日前まで『曇りのち雨』の予報だったのに、いつの間にやら『曇りのち晴れ』になったのでやっぱり自転車で遠出がしたくなり、午前9時半頃クロモリのロードバイクで出発。途中、用事をひとつ済ませ、県立運動公園経由で県道145号線に出て東へ。白川を渡るあたりで「一心行の桜を見に行く」という若者三人連れを追い越す。

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国道57号線に上がり、立野の坂を登る。JR立野駅の所から右折して長陽大橋を渡り、坂を上がって国道325号線に出て左折。東海大近くのセブンイレブンに寄ると、先ほど追い抜いた若者のひとりが休憩している。そのまま国道57号線を登ってきたらしい。話をしているともう一人が上がってくる。残りの一人は気分が悪くなり、脱落したが、回復してまた登ってきていると。若者二人の写真を撮って別れる。 その後、一心行の大桜まで行けたかなあ?

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東海大学の横の坂を上がって県道149号線に出て左折。登山道を横切り、国道57号線を横切り、ラピュタの道の登り口に向って走るも、空は曇り空。予報では昼から晴れなので、時間潰しに、まだ見たことがなかった的石を見に行く。

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50mほどの階段を登り、もうすこし斜面を登ると、的石の地名になった大きな石。阿蘇創造の神とされる健磐龍命(タケイワタツノミコト)がこの石を的にして弓矢の練習をしていたそうな。

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県道にもどり、さらに走ってラピュタ目指して登りに入る。杉木立を抜け、長者ケ丘公園から見上げると、先日とは山肌の色がすっかり変わっている。

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ただし、まだ空が晴れてくれない。そこで長者ケ丘公園の周辺を散策する。近くでおとうさんがしゃがみこんで写真を撮っている。聞けば、野草を撮っているとの事で、わたしもついでに撮らせていただく。『ショウジョウバカマ』と教えられたが、ネットで確認したら、正式には『ツクシショウジョウバカマ』?

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その後、公園の芝生で弁当を広げている家族連れと話をしたりしたが、空は相変わらず。 最近右足のモートン病が悪化気味なので、近くにある足手荒神にお参り。

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ここも嘉島の足手荒神を分霊したものらしい。 そうこうしていても空模様はあまり変わらないので青空を諦めて、登りを開始。

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ビューポイントで、福岡から車できたという三人家族としばらく話をして、風に乗ってかすかな焦げた匂いと枯草の燃えカスが舞うラピュタの道を後にする。

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ミルクロードを大津方面へ下り、工業団地の先の信号を直進。大津北中学校付近の長い長い桜のトンネルをくぐる。

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路傍には花びらの吹き溜まり。

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そのまま県道30号線に入り、途中で左折して鉄砲小路を抜ける。

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光の森の先から県道337号線に入って帰った。 本日の走行距離:84.6km 今回はラピュタの道の部分の航空写真を。

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