くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

わが心の井芹川・・・源流探索と周遊

また折角の休日に仕事が入った。場所は北区植木町滴水(たるみず)。その後、数時間はサイクリングができそうなので、色々迷って、井芹川の水源を探索することにする。 熊本市の京町で育ったわたしにとって、『川』と言えば『坪井川』なのは前に書いたが、井芹川も捨てがたい愛着のある川。上熊本駅西側の辺りの井芹川ではよく魚釣りなどして陽が沈むまで遊んだ。その井芹川、上流に行くと、名前が変わることを最近知った。上流の植木町では鐙田(あぶみだ)川と呼ぶのだ。鐙田川の源流は植木町辺田野付近にある。ついでなので、その辺りから金峰山三ノ岳方面に上り、井芹川の支流のひとつ、西谷川の源流付近も探索することにする。 前日の水曜日、その辺りに詳しそうなBenbowさんを訪問。津ノ浦町にある彼のオフィスはなかなか良い雰囲気。

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入ると、いつもの笑顔が迎えてくれた。

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まずは最近の仲間内で話題の、携帯型バイクスタンドの話から。

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さらに当日のルートについて色々と情報を得て、頭の中にはルートができた。彼のオフィスを辞し、帰宅後、念のため、グーグルマップを何枚か印刷し準備万端。 午前7時クロモリロードバイクで出発。竜神橋を渡り、熊大黒髪キャンパスの北側を走り、ルーテル高校の裏を抜けて、国道3号線に出て、堀川方面へ進み坪井川沿いの道に出て上流へ。しばらく進んで左折。明徳町から旧道に入り、左折。植木町松原の交差点で国道3号線を横切り、本日の仕事場へ到着。早すぎたので、時間潰しに、最近、部分開通した植木バイパスを走る。歩道も広く、路肩も広く、自転車にも申し分なし。

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農業用塩ビ製品を製造する工場で8時半から10時まで仕事をして、

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近くにある、ゆうかファミリーサイクリングロードに入り、JR植木駅方面へ。

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植木駅前を進み、坂を上り、鹿児島本線をオーバーパスして植木町辺田野方面へ。

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やがて辺田野の集落に入り、

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鐙田川は水無川(増水時には水が流れるが、通常は伏流水になるなどして地表を水が流れない川)となる。

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集落には熊野坐神社と粟嶋神社があり、今日、手術を受けている友人の無事を祈る。

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そこから三の岳方面へ上るが、すぐにロードバイクで上るには不適当な道となったため、一旦引き返し、前日確認しておいた、集落の南側を通る道を登る。ところが、これがかなりの急勾配。前日「たいしたことないですよ」と言ったBenbowさん、嘘つき・・・と心の中で叫びながら、ひいひい言って坂を上る。ついでに探検するつもりだった山口地区の「友ちゃん記念館」の事など、すっかり忘れ、激坂の連続を登ってゆく。クランクを回すのに精一杯で準備した地図を確認する余裕すらない。後でGPSで確認したら、「友ちゃん記念館」の所は通過しなかった。その後もみかん畑の急な坂を上り、やっとの思いで三ノ岳公民館に到着し左折。

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すぐに県道332号線に出て、杉木立の中を快適に降りる。

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しばらく快適に下り、大多尾の集落に入り、日吉神社に到着。ここでも友人の無事を祈る。

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地図によるとこのあたりが西谷川の源流と思われるが、看板には違う川の名前。

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そこから川沿いの道を降りる。辺りには梨畑が広がり、袋かけの作業中。

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大きな竹林などもあり、沿道の景色に変化がある。ただし、コンクリート舗装で路面は悪い。

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ここらあたりも西谷川は水無川らしく、大きな砂防ダムも。

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そこを過ぎると次第に川らしくなってくる。

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万楽寺の集落あたりではホタルも生息しているらしい。

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そこから道もコンクリートからアスファルトになり、県道101号線を横切り、しばらく走って、太郎迫神社に立ち寄る。

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ここでも友人の祈願をする。ここの境内には綺麗な湧水がある。

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そこから数百メートルすると西谷川(左)は井芹川(右)に合流する。

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ここからサイクリングロードに入る。折角だから、井芹川沿いの道を、坪井川に注ぎ込むところまで走る。

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最後に坪井川の南岸から井芹川(中央)が注ぎ込んでいるところを撮影。

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このあと、坪井川沿いの道を上流へ進み、田崎立橋の所から白山通りに出て帰った。 本日の走行距離62.0km

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