くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

芳野経由で金峰山水系の湧水を巡るはずが・・・みかん畑に散った朝

前夜の蒸し暑さでよく眠れず、寝坊して午前6時半頃ロードバイクで出発。今日はまだ行ったことがない、県道332号線を登って、芳野から三の岳の北側を廻り、天水に降り、国道501号線を熊本方面へ走り、金峰山水系の湧水を3つ見学して帰るつもりであった。 いつものように新屋敷から明午橋を渡り、藤崎宮の参道を進む。

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国道3号線を横切り、上熊本方面へ。十数年前まで、十数年間暮らしたマンションの前を通り、懐かしくなって写真に収める。

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上熊本駅の先を左折し、ヤクルトの工場前を通り、ゆうかファミリーサイクリングロードに入り、井芹川沿いの道をのんびり進む。貢町の交差点を左折し、JR鹿児島本線の直線を渡り、直進。フードパル方面へ右折せず、直進し、瑞巌寺公園の手前から右へいきなりの急な坂を登る。登りきったところにある西浦の荒神さん。

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さらに直進し、県道332号線に出て左折。芳野方面へ登ってゆく。道が広く車の往来は少ないが、芳野方面はもやがかかっている。

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傾斜8%程度の坂が延々と続き、路面には大小のミミズがあちこちで死んでいる。周囲では悲しげに鳴くヒグラシ。 その内、広い道はヘアピンカーブして下りへとなりそうなので、直進して登る細い道を選択する。前日のGoogle Mapではこのあたりで道が網の目状になっており、進む道を決めてはいたが、まったく判らなくなってしまい、とにかく登りの道を選択することにする。車が一台やっと通れるくらいの道を延々と登ってゆくが、前日のテニスを頑張りすぎたのか、あるいは前夜の睡眠不足のせいか、それとも多量の発汗に経口補液が追いつかなかったのか、はたまた非業の死をとげた大量のミミズたちの怨念か、次第に気分不良になってくる。かといって、腰を下ろして休むような空き地も無い。一瞬、「ミミズたちと同じ道をとるのでは?」と心配になったが、やっとみつけたみかん畑の一角でスポーツ飲料を飲んだりして休憩しているうちに何とか回復する。ひとり旅は気楽で良いが、こんな時が不安。 再出発すると、すぐに峠の茶屋から芳野方面へ行く道に突き当たる。かなり回復していたので、右折して当初の計画を遂行しようという考えが広がり始めたが、退却と決め、左折した。 金峰山を北から眺めながら峠の茶屋方面へ下る。

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峠の茶屋跡で休憩中の中年ローディに挨拶して、その後も本妙寺商店街までダウンヒルを楽しむ。その後は、来た道をほぼ逆に辿り、8時半頃帰り着く。本日の走行距離、たったの28.8km。こんな日もあるさ。

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