くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

ロードバイクのスプロケット交換

先日、ミルクロード経由で阿蘇の外輪山に登った時、後半は立ち漕ぎしないと登れず、とても疲れた。そこで、なるべく筋肉の負担を少なく、急な坂を登れるように、リアのカセットスプロケット(後輪のギアのこと)を交換することにした。 私のロードバイクのコンポーネントはShimanoの105で、フロント(ペダルの所)は2段(コンパクトドライブ)で、リア(後輪の歯車)は10段。後輪の歯車の一番小さいのは歯が12個、一番大きいのは歯が25個である。これを一番大きい歯車が27個のものに交換する。たった2つ歯が増えるだけで頼りないが、聞くところによると、随分違うとか・・・。 ちなみにShimanoは2010年に105をモデルチェンジした。わたしのロードバイクのスプロケットはCS-5600/12T-25Tという、旧型モデルのスプロケットだが、新しい CS-5700/12T-27Tとは互換性があり、しかもチェーンもそのままの長さで使えるらしい。 アマゾンのポイント券がまだ1万5千円分ほどあるので、大船に乗ったつもりで注文すると数日で到着。

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ついでにチェーンも変えた方が良いか?と思い、チェーン・チェッカーも注文。

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これはチェーンの伸びを調べる道具。チェーンは使っていると伸びてきて、伸びたまま使うと歯車を痛めるので交換する必要があるとか・・・。チェーンを伸ばした状態でチェーンに取り付けてみて、すっぽり入って直線部分がチェーンのラインと並行になれば伸びている、と診断する。 一側に「1.0」、もう一側に「.75」という数字が表記されている。

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0.75側で直線部分がチェーンと並行な状態まで入ればもうすぐ交換の時期、1.0側でそうなれば、交換となる。 早速調べてみると、0.75側で、直線部分とチェーンが、もう少しで並行となる状態。

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1.0側ではあまり入らない状況なので、チェーンの交換は後にする。

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いよいよカセットスプロケットの交換。新しいスプロケットを開封する。

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交換に必要な道具は、スプロケットのロックイン工具(左側の黒い工具)、スプロケットはずし(チェーンの付いた長い工具)、それにスパナ。

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自転車から後輪を外し、車輪の軸に入っているクイックレリースの金具を外し、スプロケットにロックイン工具を装着し、下図のようにしてスプロケットを外す。

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古いスプロケットを外し、新しいスプロケットを慎重に取り付ける。

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ロックイン工具を装着して締め、後輪を自転車に戻して作業完了。

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念のためにすべての歯車にスムーズにチェーンが収まるかを確認。 今度、山に行くのが楽しみ。 (この後、後日談あり