くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

金峰山のち史跡巡り

午前9時頃にクロモリロードバイクで出発して渡鹿から白川沿いに走り、

明午橋を渡って県道1号線に入り、上熊本を経由して坂を上り、

鳥越峠から大将陣の棚田で小休止。

県道101号線でさらに坂を上り、

芳野を経由して下りへ。

太郎迫に降りてゆうかファミリーロードに入り、西里から史跡巡り。

加藤清正が横島干拓工事の指揮に通った「暮ノ坂」を上へ辿って

「暮ノ坂」の由来碑

 

豊前街道の追分石へ。

「是より左きとめ(木留)通きちじこえ(吉次越え)たかせ(高瀬)へのみち」と刻んである。

その豊前街道を南下して肥後銀行池田支店から右折してさらに右に折れ「徳王王之墓」を見に行く。

解説板によれば、昔から「徳王村は陵地なり」という伝承があるのだけれど、どの天皇かは不明とのこと。

さらにこの先の菅原神社は

昔、「徳王寺」があったところで、境内に板碑も残っており、

高貴な人の墓であることが推察されているらしい。

そこから坂を下り、貢町交差点から県道31号線に入って南下し、崇城大学の入口近くから

急な坂を上がったところにある墓地には、古墳時代の女石人像が祀ってある。

ここには元々薬師堂があって、その境内に建つ石人を「薬師さん」と祭礼して来たが、女性の石人は大変珍しいため、明治42年に帝国博物館(現・東京国立博物館)に寄贈され、この石人は後に模作されたものとのこと。

史跡巡りを終え、県道31号線、1号線を走って朝来た白川沿いの道を戻って帰った。

本日の走行距離:39.1㎞