くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

嘉島・御船・甲佐の水神めぐり

夏至も過ぎて日の出の時刻が遅くなっているのを感じつつ5時過ぎにクロモリロードバイクで出発。

熊本市立総合体育館から江津湖沿いの遊歩道に入り、

広木地区を抜けて西無田水神に挨拶をして、

西無田橋を渡り、

秋津レークタウンから畑の中を南東へ走り、嘉島町湧水公園の「天然プール」横の水神へ。

六嘉集落を南に抜けると川べりに「下六嘉湧水群」。

その横にも水神が祀ってある。

さらに水神の道向かいには

地蔵菩薩と並んで六地蔵も祀ってあるのを発見!

川祭りの供え物がしてある北甘木の集落を抜けて更に南東へ進み、

御船に入って田舎道を走り、

矢形川の川塘の水神へ。

丁度通りかかったおばちゃんのお父さんが、長年この水神を管理していて、お参りする時は「一礼、二拍手、一礼」するのが正式と言っていた、とのことなので、その様にお参りし直し。

その後は、水神の化身と言われる河童の像があちこちにある御船川沿いを抜けて、

西南戦争の激戦地の妙見坂を越えて、

甲佐町の白旗へ。

先日見つからなかった辺場(へば)集落の「柿原水神」をやっとのことで探し当てる。

柿原(垣原)孫三郎鎮基(かねもと)は、のちに加藤清正の家臣となり緑川の治水工事際には、普請奉行として活躍。工事の際、水神を祀ったが、彼の死後は村人が「柿原水神」として、特に牛馬の守護神とした、とのこと。

 

近くの田口橋を渡って緑川の左岸を川下へ。

本日の最後は、蓍(めど)町橋の近くにある水神社へ立ち寄る。

ここでは水神として広く知られる「彌都波能賣命(みづはのめのみこと)」を祀り、

緑川の氾濫や水難事故から住民を守っている。

この後は蓍(めど)町橋、中の瀬橋を渡り、画図の田舎道を走り、出水ふれあい通りを抜けて帰った。

本日の走行距離:38.9km