(国立感染症研究所が分離した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真)
元々、コロナウイルスではヒトが日常的にかかっている風邪のウイルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類(SARS、MERS)が知られていた。
電子顕微鏡で観察すると、コロナウイルスは直径約100nmの球形で、表面には突起が見られる。(MERSを起すコロナウイルスの電子顕微鏡写真)
その形態が王冠“crown”に似ていることからラテン語で王冠を意味する“corona”という名前が付けられた。
また、今を遡る200年前、皆既日食の時に太陽の周りに見える自由電子の散乱光のことをコロナ (太陽コロナ) と呼ばれるようになった。
このように、「コロナ」は「王冠」や「太陽」をイメージさせる言葉として世界に普及し、多くの製品名や会社名、店名につけられている。
メキシコの「コロナビール」は100年近い歴史がある。
日本製品で「コロナ」というと、思い浮かぶのが「トヨペットコロナ」。(わたくしが生まれた頃発売された初代のコロナ)
(わたしが大学生の頃よく見かけた6代目のコロナ)
熊本に「コロナ」と名の付く会社やお店がないかググってみたら、いくつか見つかったので、今日はクロモリロードバイクで熊本市の北区、東区から宇土、宇城と走って、「コロナ」の名のつく店を廻ってきた。
北区の楠にあるのはパーマ屋さん。
東区の尾ノ上にあるのは冷暖房機器の製造販売を行っている「株式会社コロナ」の熊本営業所。
宇土市にあるのは美容室と隣接する着付けのお店。
その他、東区の戸島や宇城市の松橋にも「コロナ」のつくお店がリストアップされたが、残念ながら閉店あるいはそれに近い状態らしく、看板を下ろしていた。
さて、問題の新型コロナウイルスによる感染症が、早くに終息すると良いのだけれど・・・。(通勤路には早くも淡い梅の香)
本日の走行距離:70.8㎞