早いもので、午後6時頃には金峰山の山並に夕日が沈むようになった。
当然ながら、自宅に帰る頃にはライトが必要になってくる。
幸い、通勤用のクロスバイクにはハブダイナモと
自動点灯のライト
が付いているので、そこんとこは問題なし。 思えば、中学、高校で乗っていた自転車、さらには20年ほど前の自転車通勤に使用していたではリムダイナモ
が付いており、こいつをタイヤに設置すると、とたんにペダルが重くなり、ストレスだった。 それに比べるとハブダイナモと自動点灯のライトの組み合わせは点灯時もペダルの重さは体感的には全く変化なく、ストレスなく漕ぐことができる。 ハブダイナモの発電原理は、電磁誘導の法則を利用して、機械的エネルギー(仕事)から電気エネルギー(電力)を得る。
すなわち、フレミンゴ右手の法則に従って磁力とコイルの動的作用によって電気を起こすもの。
自転車用のハブダイナモには32個の磁石が歯車状に付いていて、ホイールが一回転するあいだに32回、電気が発生する仕組みになっているらしい。
なるほど、それで、ゆっくりをホイールを回すとライトがチカチカと点いたり消えたりするのを納得する。 わたしの所有する自転車では、もう一台、折り畳み自転車のBike Friday Tikitがハブダイナモを装着している。
8年ほど前の購入当時、小径車用のハブダイナモは種類が少なく、ドイツのシュミット社(Schmidt)のものでホイールを手組みしてもらい、結構、値が張った。 ライトは、同じくドイツのBusch&Muller社のものを付けてもらったが、
こいつにはコンデンサーで蓄電する機能がついていて、数分も漕ぐと、停止時でも蓄電によりライトの一部が点灯する仕組みになっており、
信号停車時にも周囲から認識されやすく安心感がある。 通勤ではGiantのシクロクロスバイクでも行く事があるんだけど、こいつに付けてるフロントライト、
リアライト
ともにUSB充電式のライトで電池交換式のものに比べるとコストパフォーマンスは良さそうなんだけど、4~5回乗るたびに充電しないといけないので、ちょっと煩わしいんだよねぇ。