くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

日奈久断層帯で上ったり下ったり

午後から仕事が入ったので朝ポタに出かけることにする。午前6時半頃クロモリロードバイクで出発。水前寺公園、出水ふれあい通り経由で浜線バイパスに出て、中の瀬橋で加勢川を渡る。

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めど町橋で緑川を渡り、すぐ右折して田舎道を通り、城南の旧道に出て浜戸川を渡り、国道266号線に出て南下。坂を上って信号を左折し県道312号線をさらに南下。道なりに進んで、小川町中小野のところで県道244号線へ左折する。

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高速道路の架橋の辺りに水源があるはずだけど、『地区の車両用の水汲み場』と立て札があるだけ。

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後で調べたら高速道路沿いの500mほど先であった。 どうも最近、こういう事が多い。 県道244号線をさらに上ると右手に『十一面観音』の案内板。

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『県指定文化財』だと言うので見に行く。ところがこの坂がかなりの激坂。『坂バカ』を自負するサイクリストは是非挑んでいただきたい。クネクネ度といい、斜度といい、上り甲斐のある坂。

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ともかく九十九折の坂の、最後は20%近くありそうな区間を乗り切ると良好な見晴らし。

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さらに道を進むと、そこに佇む観音堂。

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ガラス戸から内部が鑑賞できるが、なにせ暗くて、十一面観音の、それこそ正面の一面だってよく見えない。

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お参りをして、激坂区間は乗って下るのが怖いので自転車から降りて下る。 小川町では県内最大の活断層の『日奈久断層帯』が縦に走っている。

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(『熊本県の活断層』より)

高速道路はこの活断層の縁を走っており、その東側は急峻な丘陵地帯となっていて、観音堂も『おばせの観音山』と呼ばれる急峻な丘の上にあるのだ。 県道244号線を断層に向ってさらにのぼると左手に『裟婆神峠の石畳』。

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旧・薩摩街道のここは最大の難所のひとつで、石畳が整備されていた。その一部が今でも残っている。

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その後、県道をもうひと上りして裟婆神(さばがみ)峠に到着。 峠から少し豊野側に進んだ左手に地蔵さん。

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数百メートルくだると、左手に先ほどの石畳の道の続き。

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さらに下って、県道32号線に突き当たる少し手前で左折し、しばらく走ると、『日本縦断こころ旅』で火野正平が訪れた『御手洗水源』。

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さらにもう少し進むと山崎橋。

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この後、県道しばらく県道32号線を走り、浜戸川沿いの道に入る。

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城南町の旧道に出て、来た道を戻った。 本日の走行距離:56.9km

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