くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

自転車で島崎町経由、金峰山山頂に登る

昨夜の天気予報は、本日は晴れ、降水確率10%であった。犬の散歩をして、朝食を済ませ、準備をして、「さあ出発するぞ!」とドアを開けたら、雨がパラついている! 出鼻をくじかれ、パソコンを立ち上げ、熊本地方気象台のサイトにアクセスして降雨レーダーの画像を確認すると、細切れの雨雲が西の海上から次から次へと熊本へ流れてきている。 今日のサイクリングを諦めて、自転車関係のブログを観たりしていたら、その内、空が明るくなってきて薄日もさしてきた。再び降雨レーダーをチェックすると、近距離であればなんとか大丈夫そう。 9時過ぎにロードバイクで自宅を出発。一昨日、宇土半島を一周して100kmを走ったが、登りがあまりなかったので、登りをしたくなり、金峰山に向う。新屋敷を経由して明午橋を渡り、藤崎宮の参道から本妙寺方面を目指す。たまには別の道を登りたくなり、新堀橋の下を過ぎて直進し、電車通りを横切り、鹿児島本線に突き当たって左折。段山の踏み切りで右折し、島崎町の岳林寺方面へ進む。西バイパスへの分岐を過ぎると熊本水遺産の釣耕園、延命水、三賢堂が連続しており、これらを写真に収める。

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さらに進んで岳林寺を過ぎると本格的な登りが始まる。

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この道は県道1号線に比べると勾配がきつい。鎌研坂(かまとぎざか)を過ぎると市街地が下に見えてくる。 ちなみに、夏目漱石の小説「草枕」の冒頭、「山路を登りながら、こう考えた。・・・」の「山路」がこの鎌研坂だと言われている。

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そのうち勾配もそれほどきつくなくなり、やがて県道1号線に合流し、少し登ると峠の茶屋跡に到着。休憩してエネルギー補給する。

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ここから左折して、いよいよきつい勾配を登る。下から見るとそんなにきつそうに見えないが、ここは結構きつい。心臓の鼓動が強く打つのを感じながらのぼる。さるすべりの上り口で小休止して、最後の登りに入る。9月も下旬なのにツクツクボウシが合唱。登山の人を数名追い越し、自動車に数台抜かれ、山頂駐車場に到着するが、そこから山頂までの登りがまたきつい!地蔵峠を登った時を思い出しながらやっと頂上に到着。東の方を観ると阿蘇の山並ははっきりせず、市内の町並みも霞んで見える。

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西の方を観ると、島原半島も霞んでいる。

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山頂には「金峰山神社」があるが、一方、テレビ・ラジオの電波塔も林立している。

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山頂を後にして、「ダウンヒルコースを楽しむ」ところだが、ここの下り坂には100~200メートル毎に雨水用の溝が道を横断してしており、その溝を覆う鉄格子状の蓋の所で段差があり、スピードが出せない。それでもあっというまにさるすべりの下の駐車場に到着。日曜なので駐車場はいっぱい。「少年自然の家」の所から下へ降りる道がありそうなので、そちらへいってみたが、自転車で降りるのには不適な道ばかりで断念。来た道を下る。峠の茶屋から右折し、県道1号線を市内方面へ降りる。ここは路面が良くなり、快調に降りることが出来る。井芹川の所で右折し、川沿いの道を川下へ。西山中学校を経由して鍛冶屋町のサイクルウェア「+C」に寄って、店長と話をする。

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その後、長六橋を渡り、白川沿いの道を走り、新屋敷経由で帰った。 本日の走行距離:38.0km

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