くまもと自転車紀行

熊本市およびその周辺を走行した記録や装備・メンテなど、自転車にまつわることがらを中心としたブログです

俵山峠経由でサイクルマラソン阿蘇望観戦に自転車で行く

予定通り、午前5時起床。犬の散歩をしながら、今日の行く先を考えた。暑くなりそうなので、先週と同じく、近場の金峰山周辺へ行くつもりでいたが、今日は「サイクルマラソン阿蘇望」が開催される。迷った挙句、まだ行ったことのない、俵山峠越えで「サイクルマラソン」を少しだけ観戦することにする。 午前6時頃ロードバイクで出発。東バイパスを南に向かい、電車通りを東へ進み、健軍商店街を経由して、秋津川沿いの道にでる。爽やかな空気が心地よい。

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途中、秋津川河畔公園で小休止して県道57号線を左折、県道28号線を右折。津森を過ぎると登りにさしかかる。木山川のせせらぎを右手に聴きながらややきつい坂を登ってゆく。ここらまでくるとヒグラシが鳴いている。

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その先のアップダウンを繰り返し西原村役場の先の交差点を右折。俵山へ向う。かなり登ってくると、右手に大切畑ダムのダム湖が見えてくる。

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しばらく行くと右手に物産館の「萌の里」があり、ここで登りに備えてもってきたドーナツアンパンを食べる。

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燃料を補給して出発すると20mほど前に丁度同じくらいの速さのロードバイクが走っており、しばらく同じ間隔で走ってゆくが、やがて彼は俵山トンネルの方へ直進し、わたしは俵山峠の方へと右折する。ここから本格的な登り。熊本市内が下に見えてくる。朝なのでユウスゲは花を閉めている。

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坂を登ってゆくと路傍にナデシコが咲いている。感動をありがとう「なでしこジャパン」!!

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さらに登ると十数基の風車の一群がそびえ立っている。今朝は風が無く、風車はどれも回っていない。

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風車の間を縫うように曲がりくねった道をハアハア言いながら登っているとマウンテンバイクのお兄ちゃんにすいっと抜かれる。途中、勾配のきつい所で何度か立ち漕ぎをして峠を越え、もやにかすむ中央火口丘を写真に収める。

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ここからはしばらくダウンヒルを楽しむ。南郷谷の緑が美しい。

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しばらく走って「あそ望の郷くぎの」に到着。米粉クリームパンと米粉アンパンを購入。ここからの五岳も写真に収めるが、やはり今日はもやがかかっている。

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そこから先の交差点に交通整理のお兄ちゃんが立っているので、どうやらレースはそこを通るらしい。行って聞いてみると、「アスペクタが8時50分スタートだから、やがて来るはず」。買ってきた米粉クリームパンを食べながら待っていると、集団が見えてきた。ただし、やってくるのは20人くらいで、どうやら混雑を避けるために20人ずつくらいをスタートさせているらしい。

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これから草千里、箱石峠、地蔵峠、俵山峠を登る過酷なレースだが、始まったばかりで、緊張感のなかにも和気藹藹としている感じ。顔を知っている人はほとんど出てないので、5集団ほどを見送って、次に来た集団の最後尾についてしばらく走る。もし自分が参加していたら、おそらく集団の最後尾になるような速度で走るであろうことが判った。 南阿蘇鉄道の線路をくぐったところで、彼等は阿蘇登山道の吉田線を目指して直進し、わたしは旧道を左折して帰路についた。 しばらく旧道を進み、新道に出る手前で栃木温泉方面へ左折。木立の中の道を軽快に進む。ここにくるとミンミンゼミが鳴いている。小学校の頃の夏休み、町内の子ども会で毎年ここらに来ていた事を思い出す。長陽大橋のたもとの東屋で一休み。

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残っていた米粉アンパンを食べる。

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県道207号線に出て、瀬田へ降り、直進して西に進む。燃料を補給したので、下りを利用して頑張って平均速度30kmくらいで走り、弓削の先で旧国道57号線に出て、北バイパス・東バイパス経由で午前11時前に帰りついた。

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本日の走行距離:82.2km 今回は、すこし大きめのルートラボの走行図もつけてみる。